日本の心・さいき

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生徒が先生を評価する・・・

 1月15日(火)のNHKクローズアップ現代」で、「生徒がつける先生の通信簿」の内容がありました。
 大阪府では、更に進んで、生徒や保護者によるアンケートの結果で、教師のボーナスや人事評価にまで結びつけようとしていて(府内の18の公立学校でアンケートの試行が既に行われているようですが)、今回は、試みなので、直接人事考課には結びつかないそうですが・・・どこまで正当に評価できるのか、疑問視する声も上がっていますが・・・。
 現実には、大きな進学塾などでは、生徒による先生の評価が給与に結ぶ付き、低いと、解雇となるケースも・・・?!
 又、日本の大学では、研究の合間に学生の教育をしているケースもあったりし、更には、国家試験合格を至上命令にして頑張っている大学もあったりして・・・なかなか一筋縄ではいかない感じですが・・・?!
 子どもが親を見る目は、冷蔵庫の氷よりも冷たいとの言葉がありますが(?!)、それと同じ感じで、生徒が先生を見る目も、先生が生徒を見る目よりも鋭いものです。
 子どもの評価も、年齢によって違っていると思います。小学校低学年では、生徒と一緒になって相手をしてくれる先生がいい先生となります(?!)。小学校高学年からは、尊敬と言う言葉が必要となります。生徒の前で、先生しか出来ない事(知識も含めて)を見せ、先生の様になりたいと思わせることが出来る先生が、いい先生と言うことになります。
 中学生や高校生になると、益々、「尊敬出来る」と言うことが大切となり、その先生の生い立ちや考え方や生き方や人生観などにも、生徒が深く関心を持つ様になります。
 今振り返ってみると、先生から教えてもらった深い知識よりも、先生の授業に対する姿勢の方に、思い出が沢山残っていますね・・・?!