芥川賞の発表が、今日の夕方よりあります。
ある批評家の内容では、小野正嗣『獅子渡り鼻』と高尾長良『肉骨茶』に高い評価を与えていました。更に、やや『獅子渡り鼻』のスケールの大きさ、その過去の小説をも丸ごと包括してゆくような意識の高さが上回っている気がするとのコメントでしたが・・・。(以下は、その人の個人的な評価ですが・・・)
小野正嗣『獅子渡り鼻』
高尾長良『肉骨茶』(20歳)
黒田夏子『abさんご』(75歳)
北野道夫『関東平野』
舞城王太郎『美味しいシャワーヘッド』
20歳の75歳の両氏の開き、半世紀ですが・・・作家に年齢は、関係なしですね・・・?!
小野正嗣氏は、我が母校である佐伯鶴城高校出身で、今回で、3度目の芥川賞候補となっています。
彼のことは、個人的によく知っていて、彼は、高校生の時に、NHKのロシア語を勉強していましたが・・・東大文1に入学したので、てっきり政治家になると思っていたのですが、その後、パリに留学し、そして、作家になって、大変驚いていました。
ところで、芥川賞の金額は、100万円だそうですが・・・(←もっと多くてもいいと思うのですが?!)。