日本の心・さいき

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病院の小児科・・・

 産科と違って、小児科医の数、減少していません。微増ですが・・・。しかし、病院で救急医療をする小児科医の数、確実に減少しています。集約化をすることで、1人や2人だけで小児科をしている病院の小児科が、次第に消えつつあるのです。
 医師の場合、卒業して間もない20代や30代の初めですと、どうしても、もっと腕を磨きたくて、勉強する機会が多い都会を好みます。これは、当然のことだと思います。ちゃんと指定された研修病院で研修することを多く医師が望みます。
 30代の後半から40代の前半となると、専門医も獲得して、診療する上では、体力も能力もバリバリなのですが、子どもの教育などで、田舎は、経験されがちになります。
 となりますと、子どもから離れた感じの50代の人が、経験を生かして田舎へとなりますが・・・55歳を過ぎての当直(それ以前でも)で翌日もフルに勤務となると、やはり、体力的にきついですね・・・。
 小児科や産科の場合、他の科との大きな違いは、時間外(それも、時に深夜に)が多いと言うことだと思います(少子化の今は特に)。それに、医療を受ける側が、専門性が必要だと感じてしまうと、他の科のドクターでは、納得してもらえないこともあります。
 小児科と産科の場合は、そんな特殊な状況になっていて、受け持ちの患者数は多くなくても、常に、急変する患者さんを受け持つ関係で、生活に支障が起きます(遠くに行けない状態となります)。
 若いドクターに実際に伺いますと、普段の当直なら、気にならないけど、金(や土日の)当直、したくないですね・・・と言われる人が多い感じがしていますが・・・?!
 思うに、これがまともな意見だなあと思います。


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