日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

幸せになるには・・・

 人間は、誰しも、幸せになろうと思っています。不幸になる為に生きようとしている人何て、いないはずですね。しかし、現実は、幸せとは程遠いと感じている人は、少なからずいます。幸せなのに・・・?!
 20代でアメリカに行き、実業家としてアメリカン・ドリームを実現した「牧まきお」さん(60歳)が、自分が実践した「幸せになる10の秘訣」を紹介しています。


その1
 まず自分はもう既に幸せであることに気付くことです。
 この広い宇宙では、生まれてきている事が既に奇跡ですね。それはもう神様からのプレゼントをしっかりと手にしたようなものです。その幸せを強く感じることです。


その2
 落ち込んだ時は、背筋を伸ばし、腰骨を立て、大きく深呼吸して笑うことです。
 こうすることで、自律神経が活性化され、60兆個の細胞に酸素が送り込まれ、元気の気(エネルギー)が注入されます。

その3
 幸せを感じる自分のハードルを低くして、不幸せを感じるハードルを高くすることです。
 「年収1億円を達成し、大きな家に綺麗な奥さんと住み、ベンツに乗ること」とか「キムタクみたいな彼がグッチのバックをプレゼントしてくれること」という幸せの基準を下げて、「朝起きて家族と笑顔で『おはよう』とあいさつできたらハッピー」と思えば、幸せへの道はグッと近くなります。

その4
 いいことだけに意識を集中させましょう。
 脳は、意識を集中したものを引き寄せる習性があります。「次、車を買う時はベンツにしよう」と思った瞬間から、道でよくベンツが目につくようになります、あの心理です。過去の失敗や嫌なことを思い出してばかりで「私ってツイていない・・・」と思っていたら、ツイていないことばかり起きてきます。そうでなく、上手くいったことを思い出してばかりいると「私って運がいいわ」と思う様になり、そういう現象を引き寄せることが出来ます。

その5
 どんなことにも感謝できるようになると、たちまち幸せ度は上がってきます。
 いつも口うるさい親に「たくさんの愛をありがとう」・・・電信柱に「いつも電気をありがとう」・・・朝窓を開けて目に映る樹木に「いつも酸素をありがとう」・・・失敗したら「教えてくれてありがとう」等々、いつも「ありがとう」を言っていると幸せ度は飛躍的に上がってきます。

その6
 常に、肯定的な質問をしましょう。
 自分に「どうして私だけこんな目に遭うの?」とか、相手に「なんでいつも夜遅いの?」など、否定的な質問をすると否定的な答えしか返ってこない様になります。
 今日から夜寝る前に布団の中で次の3つの質問を自分にしてみましょう。「今日は何を学んだかな?」「今日は誰の役に立てたかな?」「今日は何を楽しんだかな?」って感じで・・・肯定的に自分に質問してみましょう。明解な答えがなくてもいいと思いますが・・・。

その7
 脳というコンピュータにポジティブなプログラムを入れることです。
 後天的な脳内プログラムの殆どは、言葉によって創られています。否定的で消極的で、つまらない言葉ばかり口に出していると、発想も行動もそういうプログラムで起動してしまいます。出来るだけ前向きで、積極的な言葉をインプットしましょう。

その8
 人間には、痛みや苦しみを避けようとし、快楽は何度も味わいたいという行動欲求があります。これを利用して「なりたい自分」になることです。
 たとえば、今までは早起きは苦痛で、遅起きは快楽だったとします。これを逆にして。早起きしたら「気持ちいい」と思い直し、遅起きしたら「しまったなぁ、気分が悪い」と、脳にインプットするのです。いい習慣は、確実にいい人格を作りますね。

その9
 人生に失敗などないことに気付くことです。
 失敗は、本当に失敗でなくて、上手く行かなかったという貴重な経験なのです。その経験から学んで行けば、やがて成功にたどり着くことが出来るのです。

その10、
 過去は変えられませんが、過去に起きたことを自分なりに意味付けすることは出来ます。いい方向に意味付けすることです。
 「あれがあったから今がある。だからよかった」と。

 野津で利用したタクシーの運転手さん(野津の特別養護老人ホームに行く時も、津久見に行く時も、同じこの人から運転してもらいましたが・・・)、69歳の高齢(失礼)なのに、エネルギッシュに仕事をされていましたが・・・。
 臼杵で宿泊したホテル(臼杵造船の関係で、外国の人が沢山いましたが・・・)のレストランで(おふくろの味って感じで、愛情を感じる美味しい)料理を作られていた、やや高齢のお母さんたち、ニコニコして、外国の人からも慕われている感じで、とても幸せそうに見えましたが・・・。

 自分がとても幸せだと感じると、他の人にも幸せになってもらいと願う様になります。反対に、常に不幸だと意識し続けると、無意識の内に、他の人の不幸を願うことにもなりかねません。
 皆が幸せになって、ホントの幸せがもたらされます。

参考引用新聞:「みやざき中央新聞」、平成24年6月11日(月)発行、第2.463号