パリ滞在記（１１日目、ギメ美術館・・・）

　１１日目の５月３１日（木）、ヨーロッパ屈指の東洋美術館と言われている「ギメ美術館」に行きました。電車で、１０番→６番→９番と乗って、「イエナ駅」で降りました。乗り換える時、シャトレ駅では、かなり歩かされてきましたが、モンパルナス駅では、それ以上でした。「イエナ駅」から出ると、その場所の後ろに「ギメ美術館」がありました。
　正午前に入館して、お腹のすいたのも忘れている感じで、見て回りました。昨日の「ルーブル美術館」では、何か、見るべきものが多過ぎて、便秘になってしまった感じでしたが、今日は、すっとひっかかったものが全て通った感じになりました。
　１４時過ぎて、昼食をそこで摂ったのですが、それが又、ベトナム料理で美味しくて、家内も終始恵比寿顔でした。
　家内は、熊本でカンボジア展を見ていますが、それに劣らずのカンボジアの展示物だと言い、タイ・ミャンマー・インドネシア・ベトナム・インド・アフガニスタン・パキスタン・チベット・ネパール・韓国・中国・日本などの展示物があり、全部見て回り、充分に堪能出来た感じになりました。
　日本の江戸時代の「尾形乾山」の立派な作品などが並べられたり（←知りませんでしたが・・・）、日本では、あまりお目にかからない感じの(素晴らしい）浮世絵が展示されていました。
　気が付くと、１７時を過ぎていて、帰りは、９番→１番→４番と乗って帰りました。
　オデオンのアパートでの宿泊も、今晩で終わりになります。やっとこの周囲に少し慣れたと思ったら、もう明日はモンパルナスに引っ越しとなります。
　実際に滞在してみる、実際に絵画を見る、実際にフランス語で話してみる、そんな実践が何事にも大切ですね・・・。