日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

パリ滞在記(21日目、勘違い・・・)


 6月10日(日)、朝から小雨がずっと降っていました。5月21日にパリに来てから、日本で思っていた以上に暑くて、雨が降らない日が多かったのですが・・・(これはあまりないことらしいのですが・・・むしろ、パリ市民は、天気が良くて喜んでいたらしいのですが・・・?!)。
 6月になって、少し寒くて、小雨が降ることがしばしばです。土砂降りってことはまずないのですが・・・今は、最高気温も20度ちょっとのことが多くて、肌寒いですが・・・。
 パリの天気予報、毎日チェックしていますが、あまり当たりませんね・・・天候が変わり易くて、予想が難しいみたいですが・・・?!(明日からは、晴時々雨が多いみたいですが・・・)
 今日は、13番線→6番線で「トロカデロ駅」に行き、そこで9番線に乗り換えて、「イエナ駅」で降りました。6番線に乗った直後から、ヴァイオリンとアコーディオンのいい演奏を聴きましたが・・・。
 しかし、勘違いのオンパレードの1日でした・・・。
 自分では、「市立近代美術館」→「プティ・バレ(パリ市立美術館)」→「グラン・パレ国立ギャラリー」と、前持って、行くべき所をしっかりとイメージしていたつみりなんですが・・・。
 「イエナ駅」を出て、東に行けば必ず「市立近代美術館」に行けると思っていました。で、それらしき道を進んだのですが・・・おかしいなと思っていたら、その美術館の前の道りを進んでいました。(←入口に芸術作品があって、気が付きました・・・)
 無料のはずだと思っていましたが・・・(企画展があったので)有料になったと思いましが(まず、初めの勘違い)。で、ずっと飾られているものを見ていて、何となく市立のイメージでないなあ、おかしいなあと思っていましたが・・・→家内から歩いている途中で、(入口に書いてあったのを家内が見ていて)「ここは、パレ・ド・ドーキョーよ!」と言われました。
 エッ、ここは、「私立近代美術館」じゃなかった(!)・・・(←勘違い!)・・・で、納得出来ました・・・(←女性のヌードの写真が沢山あったり、人間の死体の姿などの作品がありましたから・・・)。(TRIENNALE・・・日本では、この展示のある部分は、ちょっと難しいと思われますが・・・?!)。
 次に、同じ敷地内にある(「パレ・ド・トーキョー」の隣にある)「市立近代美術館」に行きました。ガイドの本には、無料と書かれていたのに、おかしいなあと思っていましたが・・・見ると、列が出来ていて、入場券を買っていました・・・。
 自分達も並んで、自分の番になると、何を見たいのかを尋ねられ、見たいもので値段がいろいろ違った表を見せられましたが・・・→その事に関しては、何も考えてなかったので、上手く返答が出来ず・・・後ろの人はずっと待っているし・・・あっちに行って、決めて下さいって感じで言われ・・・席をはずしました。
 よく周りを見ると、入場券売り場が別にもう一カ所ありました(!)。そこに行くと、展示がいろいろあるので、どれがいいかと又同じ様な感じで尋ねられました。
 で、よく分からないまま、入場券を買わないと入場できないと思って(←勘違い!)「CHRISTOPHER=WOOL展」を見ることになりました。
 で、後で気が付きました・・・→常設展が別にあり、それを見るだけなら、お金は必要なかったのです!
 常設展の中には、250枚のパネルで壁を埋め尽くされた「ラウル・デュフ」の「電気の妖精(高さ10m、幅が60m)」の素晴らしい作品がありました。度肝を抜かれましたね・・・。それに、階下には、マティスの躍動感豊かな「ダンス」の作品がありました。これも、素晴らしかったです。
 その後、そこを出て、セーヌ河の畔を少し歩いて、「プティ・パレ」に行きました。プティ(小さい)とは言うものの「プティ・パレー」では素晴らしいものが沢山ありました。
 モネの「ラヴァクールの日没」の絵がありましたが、何故か、その近くに行けず、遠くから見ましたが・・・(←感激しました!)。
 で、18:00閉館となっているのに、館内を気持ちよく歩いていると係り員から17:30に閉館と言われて、そこを後にしました。
 「プティ・パレ」と道路を隔てて隣にある「グラン・パレ」では、20:00まで開館とあったので、(実は、プティ・パレに入る前に、長い列があったので、グラン・パレでなく、少ししか列のないプティ・パレにしたのですが・・・)、18:00前に行くと、列が少しになっていました。(しめしめと思い)列の中に入ろうとすると、係りの人から、企画展で入れるが、そうでなければ入場できないと言われました。仕方なく、企画展を見て、内部も見ようと思いました。(←勘違い!)
 中に入ると、入場券を買う為に又列が出来ていました。10分近く待って番が来ました。何が見たいのか?と尋ねられました。エッ?!って、感じになりました。で、皆が見る為に入っている感じの(自分には全く知識のない)「Helmut-Newton」の作品(写真)を見ることになりました(€11×2)。
 若い人が多くて、場内は、込み合っていて、自分たちの様な年増の人、殆どいませんでした・・・?!
 まあ、これも、日本では、開催はまず、無理だと思いましたが・・・?!(←さすが、芸術の国、フランスと思いましたが・・・?!←エライものを見てしまったもんです・・・)
 初めに見た長い列は、これを見る為の列だったのです。
 その後、そこを出て少し歩くと、「グラン・パレ」の別の大きな入口の前に来ました。で、こちらとしては(常設展を見ようと思って)係りの人に、今、入れますか?と(別の入口で尋ねたのと同じ様に)尋ねると、もちろんって感じで応えられたので、入ると、又、企画展で入場券が必要でした。
 で、常設展を最後まで見れなくて、「Beaute-animale」を見ることになりました。(・・・→まあ、良かったですが・・・€12×2)。
 勘違いばかりって感じの日でした。
 明日からは、晴れるみたいですが・・・。

http://youtu.be/n1w6qSs13Sg(←6番線での演奏・・・)
*初めの写真は、左に「パレ・ド・トーキョー」、右に「市立近代美術館」。2枚目の写真は、「プティ・バレ(パリ市立美術館)」。3枚目の写真は、「グラン・パレ国立ギャラリー」。