パリに来て、10日目の30日(水)、念願の「ルーブル美術館」に行きました。4番線から7番線の電車に乗り換えて、「ピラミッド駅」で降りました。「ピラミッド通り」にある「マイバス」の会社に行って、今日の午後からの観光のお金を払いました。
その後、そのすぐ近くにある「サン・ロック教会」に行きました。この教会、大きさは「ノートルダム大聖堂」に匹敵するほどで、とても立派な教会でした。
「マイバス」の近くには、「ジュンク堂書店」もありました。そこに入って、(ニューヨークにいる)孫のお土産を買いました。何と、日本の本だった為に、倍ほどの値段でしたが・・・。ジュンク堂書店の人の話ですと・・・ここで買う人は、フランス人と日本人、だいたい半々で、ヨーロッパには、ジュンク堂書店は、ここにしかないとのことでした。
「ルーブル美術館」の参加者は14名で全て日本人で、75歳の女性の方もいましたが(歩き方も達者で、とても笑顔のいい人でした!)。「マイバス」の会社から「ルーブル美術館」の入り口まで歩いて行って、待つことなく14時に入館しました。説明する人が、とても上手で(フランス語も英語も得意で、ガイドの資格も所得している大学の先生でしたが)、ちゃんした彫刻や絵の見方を教わりました。(←貴重なお話、どうもありがとうございました!)
その先生の説明ですと(少し聴き違いがあるかもしれませんが・・・)
・・・→絵と彫刻は、彫刻の方が古い。人間皆、神様を見たことがない・・・神様に近いもの、それは、人間?!彫刻の顔の中心だけを見ると、男女の区別がつかないものが多い。初め、宗教的なものとして描かれた(宗教画の誕生)・・・その後、バックに風景が描かれる様になった(風景画の誕生)・・・それから、神様以外の人物も描かれる様になった(人物画の誕生)・・・そして、時間を経て、歴史を物語る絵も描かれる様になり・・・自分なりに個性的に描く様になっている(現代絵画の誕生)。マリアの服の色は、中が赤色で、その周りが青色・・・絵の構成として、三角形と対称性が重んじられた・・・ヨハネとキリストが同時に描かれた絵では、ヨハネは十字架を持っているが、キリストは持っていな・・・など。
3時間、実物を前に教わった結果、彫刻や絵の見方が変わって少し賢くなれた気がしましたが・・・?!
先生の最後の挨拶として、「若くても目が輝いていなければいけない、歳を取っても、好奇心旺盛で、目が輝いていることが大切です。今回の参加者は、皆さん、目が非常に輝いていました・・・」とお褒めの言葉を頂きましたが・・・。
その後、単独行動をして、「ルーブル美術館」から外に出たのは、20時でした。外は、まだ、明るいのですが、雨が久し振りに降っていました。
*http://www.youtube.com/watch?v=cr56Z4YA7Bg(←モナリザ)
*http://youtu.be/x_I4LOqZFHE(←モナリザを見る人)
*http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20120531/2(←ルーブル美術館の作品・・・)