日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

茶道と医療・・・


 医療をする場合、初めは、教わった医学から始めることになるが、これが、現実に直面すると、実に難しい。何が難しいと言うと・・・→個人差があるので、経過が違うから・・・。双胎の子どもさんが罹患しても、治り方が確かに違う。
 数学の様に、1対1で対応しない。答えが、退院間際に解ることがしばしばで(小児科では、入院時に診断が付いていることが圧倒的に多いけど・・・)、最後まで病名が誰にも解らないこともある。
 あらゆる可能性を考えないといけない。それに、病気が合併していたり、他の病気が新たに起きている場合もあるし・・・→それに柔軟に対応して行くには、それなりの豊富な経験がどうしても必要となる!
 それに、病気だけでなく、1人1人の患者さんの心理も充分に把握してないといけないし・・・(←これが、いろんな人生経験の乏しい医師にとっては、非常に難しい!)。
 そんな感じで、何か、ピシッと絶対これしかないってものをすることを求めていた・・・→それにピッタリはまった感じのものが、自分にとっては「茶道」だった。
 「さどう」と言ったら、(現在、名誉師範の資格を持つ先生から)「ちゃどう」ですよと訂正された。又、英語のTea−Ceremonyは、正式には、The−Way−of−Teaと言う。
 このまる3年間してなくて、上手に出来なかった。どうして間違ったのか、自分なりに反省してみた・・・。
 まず、ふくさの取り扱いで、前日に見ていた映像が、女性のそれだった。男性と女性の付け方は違うのだ(基本的な問題ですが)。それが、つい、それを忘れてしまっていて、女性の付け方でしてしまった。
 それと、水を汲む時は、必ず取り柄杓をすることを忘れていた。又、水を汲んだ後、引き柄杓をすることになる。(・・・←覚え方を忘れていた。致命的ですね。)
 最後に、なつめと茶碗を置き合わる前に、柄杓を片付けて釜の蓋を閉めるのか、その後なのか、迷ってしまった。(・・・←完全に練習不足ですね!)
 ・・・
 来年は、(看護学校であると思いますが)今回の失敗を教訓に、しっかりと練習して臨みたいと思います。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20081101/1
http://www.youtube.com/watch?v=uKX2LK0WiZU