日本の心・さいき

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プルトニウム・・・




 多くの日本人が、絶対に安全と信じ込んでいた原子力発電所、しかし、想定外で、今回の福島原発の惨事になっている。放射性物質の障害に関して、10万人前後でなくて、100万人規模の数で、長期にわたって詳細に調べたデータ、あるのだろうか・・・?!
 (以下、4月16日号の週間現代から引用)1ドル札は約1g。その100万分の1のかけらが、1μg(マイクログラム)。その量で肺に入ると、プルトニウムは、肺ガンを引き起こす。プロトニウムと言う名前は、ローマ神話プルト(地獄の支配者)に由来している。福島原発の敷地の土壌から、そのプルトニウムが検出されている。
 プルトニウムは、重いので、遠くまで被害を及ぼしにくいと思われている。しかし、わずか数μgでも、ガンを起こせる危険性がある。プルトニウムが人間の体に入る場合、次の3つの経路がまず考えられる。
 1つ目は、「傷口からの侵入」。もし皮膚の表面にできた傷口からプルトニウムが入ってきた場合で、血管内への侵入やリンパ節への移行、そして骨や肝臓に沈着する恐れがある。
 2つ目は、飲食物からの摂取」。プルトニウムが付着した野菜などを食べることによって、体内に入る場合だ。幸いに、胃や腸などの消化器から血液に取り込まれる吸収率は、0.001〜0.05%と低い。
 3つ目は、「汚染した空気の吸入」。空気中に漂うプルトニウムが、呼吸によって肺に入ってしまった場合。内部被ばくで、肺に沈着したプロトニウムは、長期間に渡って肺に留まり続けて、肺ガンになる確率が高くなる。更には、そこから骨のガンや肝臓のガンにもなることも。
 プロトニウム239は、半減期が2万4000年で、ウラン235よりも短いが、その分、時間当たりウランの3万倍分の放射線量を出すので、はるかに猛毒(!)。そんな危険なプルトニウムが、昨年末の時点で、福島第一原発には原料として210Kgも貯蔵されているのだ。
 プルトニウムが重たいから大丈夫だろうと思っても、極めて小さな微粒子(0.3μg)なので(インフルエンザのウイルスは、0.1μg)、強い風が吹けば、時間と共にどこまで広がって行くのか・・・?!
 正に、軽く考えてはいけないプルトニウムなのです。

 ↓実際に、そこで働いている人の内容です。
http://www.youtube.com/watch?v=92fP58sMYus&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=pJeiwVtRaQ8&feature=related

 ↓原爆時の被ばくの後遺症の内容です。
http://www.youtube.com/watch?v=ACHWd1MD5EI&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=VmG2pEwmnTM&feature=related