日本の心・さいき

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偽陽性・・・


 今朝(12月20日)のNHK総合テレビの番組で、「マンモグラフィーによる乳ガン検診」のことが放映されていた。
 子宮ガンや大腸ガンや乳ガンで、早期診断が出来て、命を拾われる人、確かにいる。が、その中に、陽性だったのに陰性とされる「偽陰性」や、陰性だったのに陽性とされる「偽陽性」のこともある。
 私の兄が、胃ガン検診で、「精密検査要」との通知があり、(もちろん)かなり落ち込んでいた。が、その後の検査で、正常だった。
 よく知る人の奥さんが、子宮ガン検診で、「精密検査要」との通知があって、(かなりかなり)落ち込んでいた。しかし、その後の検査で、正常。
 これって、誰も責任とってくれませんね・・・?!正常と分かるまでのストレス、想像以上だと思いますけど・・・?!
 乳ガンは、日本女性の16人に1人経験すると程の頻度の高いガン。で、その健診に、「マンモグラフィー」が一般化され、触診で把握できないものまでも見つけることができるって感じに思われている。
 ところが、1.000人検査して、偽陽性にされるのが、40歳代で86.3人、50歳代で61.3人、60代で48.0人となっている。で、実際に乳ガンだった人は、40歳代で2.8人、50歳代で2.4人、60歳代で2.3となっている(年代に関わらず、400人に1人程の結果)。
 ムーッ・・・偽陽性になった人に同情します。精密検査要でも、ホントの陽性者は、この程度ですよと前もって知らせておくべきだと思いますけど・・・?!!