日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

上海がん学校・・・

 9月19日(日)、BSで、「菅原明子の地球大好き未来便スペシャル〜がんとの向き合い方〜」で、中国の「上海がん学校」のことが放映されていた。
 そこでは、ガンの患者さん同士が集まって、前向きに生きている。驚くべきことは、「上海がん学校」と同じ感じの学校が、中国全土には、80もあると言うことだ。 
 そこでは、西洋医学的な発想とは違った方法を積極的に取り入れて、ガンと正面から闘っている。ガンであることを周囲に隠さず、ガン仲間が集い、ガンから逃げることなく、前向きに取り組んでいる。
 ガンの再発防止には、食事や気の持ち方はもちろん大切だが、気功や太極拳や漢方も積極的に取り入れている。趣味を持ったり社会参加することも、積極的だ。

 そんな患者さん達が番組の最後に言った多くの言い方が、印象的だった。
・毎日を楽しく過ごす気持ちを大切にしましょう・・・
・皆で心を一つにして病気と立ち向かいましょう・・・
・毎日ほほ笑む為には、その仲間を大切にしましょう・・・
・好きなことをする為に、仕事の分を減らしましょう・・・
・プラス思考に考えて、笑いましょう・・・
・「生きる」「生かされている」事の気持ちを大切にしましょう・・・
・「ガンについての情報」を持ちましょう・・・
・「本音を話せる誰か」を持ちましょう・・・
・病気は、幸せに感じる材料の一つとしましょう・・・
 日本では、どうでしょうか・・・?!

以下は、9月20日(月)の熊本日日新聞の「おーいがんよ」なるネットに広まる闘病記の中での内容です。
 「がんとは闘うが、死とは闘わない。」
 「死と闘って勝った人間は一人としていません。負けると分かっている相手と闘かおうとするから悩み、迷い、混乱が生じます。」
 「がんは、自分の全人格が問われますね。命って何か、人って何か、自分なりにケリをつけるしかないでしょ。僕は、頑張らない、欲張らない、生かされままに生きることにしています。」
 「がんと闘うために捧げた人生なんてばかばかしいじゃないですか。そんなのを実践するようなドラマはつまらん、と思います。人生の目的って、生きることじゃないですよ。幸せを実感することなんですよ。」
 「がんの人へのアドバイスですか。やりたいと思っていてできなかったことを、やっちまえばいい。それが免疫力を高めるプラセボー効果を生むのかも。プラセボーでも何でも、効けばいいじゃないですか。」
 ・・・

 ガンになったことのない人は、ガンになった人ほど、立ち止まって人生を深く見つめることが出来ないのは、確かな様ですね。