日本の心・さいき

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医療再考(血圧編)

 血圧の正常値が、次第に下がっています。
 昔は、年齢+90までは、大丈夫、何て、言われていましたが・・・?!
 年齢と共に動脈硬化が進むので、年齢に応じて、正常値も、次第に上がってしかるべきだと思うのですが・・・それに、欧米の体質と日本人のそれは違うし、又、男女差もあってもいいと思うのですが・・・。
 それに、測定時の環境も、かなり違ってくると思います。時間帯でも違うし、部屋が寒かったり暑かったり、それに、リラックスして家庭で計るのと、緊張して病院で計るのでは、確かに、違いますね。
 血圧、確かに、下げた方が、循環器疾患による死亡率が低下とのデータはあります。それも、薬の種類よりも、兎に角、下げることが大切で、ちゃんと長期に服用することが大切らしいのですが・・・。確かに、血圧の高い人を下げれば、それによる死亡率は、低下します。
 ところが、近年、ガン検診など積極的にしてるのに、ガンで亡くなる人が確実に多くなっています。又、認知症も、確実に増加の傾向にあります。何故でしょうか?
 その原因として、血圧を下げることが原因になっているのではとの意見があります。正常値を変えたことで、今や、日本の降圧剤の売り上げ、1兆円にも達していますが・・・。
 思うに、ガンも、血液の豊富な所では、元気がなくなります。認知症にしても、血液が脳に沢山あった方が、起こりにくいのは、確かなことでしょう。
 そもそも、ヒトは、年齢とともに動脈硬化が進み、上の血圧は、詰まらない様にと、それに伴って、上がるはずです。で、それを、無理に薬で下げるとなると、血液不足になって、障害が起きるのではないでしょうか?
 患者さんのいつもの食事や運動や睡眠状態、ストレスの度合い、多くのことを入念にチェックして、慎重に処方するべきです。今の医療制度では、それは、難しいことですね。

http://www.mag2.com/p/news/263513(←武田邦彦先生の意見です!)
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=327780