日本の心・さいき

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小児科外来診察室・・・




 朝、6:40頃、病院に救急車が来た。(小児科だと、診ないといけないかなと思って、一瞬、ドキッとしたが・・・)
 それからちょうど1時間して、又、救急車が来た。当直は外科の先生。(86歳と88歳の女性で、内科的疾患。この先生、これから、又、ずっと仕事で、大変だなあ・・・)
 午前中、小児科の常勤医が不在な為、代わりに、小児科外来を前もって頼まれていた。
 8時過ぎに病棟に行って、昨日帝王切開した子どもの様子を見て、クベースからコットに出した。入院していた新生児のまとめを書き、9:00から外来診療を始めた。学生さんが2人、実習に来ていた。
 患者さんがいない時、学生さんに質問・・・→この時期、小児科で熱が5日間続く疾患は何か?考えられるもの10程挙げよと言うと・・・→「川崎病髄膜炎脳炎、敗血症、尿路感染症、中耳炎、肺炎、アデノウイルス感染症、腸チフス、悪性腫瘍」と、何とか言えるが、後、出てこない。ヘルペス感染症ヘルペス性歯肉口内炎の子がいたが)、リケッチャ症(日本紅斑熱がこの地域で近年7例あり、当院の内科医が学会で報告。小児科でもあり。)、マイコプラズマ感染症膠原病、伝染性単核症、心因性発熱、体質性高温症などを言うと、そうだったなあと言って、納得していた。(小児科講義、よく聴いてくれてるなあ・・・?!)
 小児科外来の患者さん、馴染みの顔が多い(が、残念なことに、名前が出てこない・・これは、致命的だなあ!)。この日、週1回来るはずの皮膚科の(大学の)先生が、今日は休診。それを知らなくて来た子どもを自分が診て処方。カルテを見て、それなりに勉強になったけど・・・。
 窓から眺めると、鳥が同じ方向を向いている。面白いので、デジカメを取りに行って撮る(写真)。もう、(上)天草に来て6年目。この小児科外来診察室が、院内外来では、ベストスポットになっているかな?!