病院の前の古家、看護学生の男子寮になっていたが、5月1日から、突如、解体作業が始まった。何でも、そこは、病院の駐車場になるとのこと。アッと言う間に、瓦が取られ、1日1日、どんどん解体されている。
思うに、これを作った時には、かなりの時間が掛かかったはずだが、壊すのは、実に早いなあ。
第二次世界大戦後に日本が立ち直るまで、かなりの時間が掛かり、又、阪神淡路大震災にしても、復興まで、かなりの時間を要してきている。
人工的に作ったモノだけでなく、心の壊れも同じだ。国と国の関係、人と人との関係にしても、変なイメージがインプットされてしまうと、なかなか正常化できない。
価値あるものは、壊れても、又作ればいいと思うけど、核戦争なんかあったら、もう、全ての人間が生きて行けない。
今から多くの人に求められるのは、→まず、生きられていると言うことに感謝し、ヒトは自然の頂点でなく、その一部として生きていると言う謙虚な心を持つこと、そして、共生・知足の精神なくしては、人類の存続はあり得ないと言うことを強く認識することではないでしょうか。