日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

お国柄、・・・

 「ビートたけし」が司会の番組で、ステージに、多くの外国人が集まって討論していた。
 「結婚と子どもを持つことは、別かどうか?」で、大論争をしていた。
 日本では、「子は鎹(かすがい)」って感じで、子どもが親同士が離れない様に引きつけ、子どもがいなければとっくの昔に離婚していたヨ・・・、何て感じで言う夫婦もいるかな・・・?!
 欧米人にとっては、夫婦に愛が無くて結婚生活を続ける何て、絶対に考えられないこと!子どもがいてもいなくても、それは全く関係ないと言う。
 東南アジアの国々では、大家族が普通だ。家族だけでなく、親戚中でも、お互いに付け合う。とても仲が良くて、しばしば、行動を共にしている(今の日本も、少しは、見習うべきかな・・・?!)。中国では、大都会の若夫婦が家を持とうとすると、家の頭金を親戚中が何のためらいもなく(無償で)出して上げている感じだが、・・・?!
 今の日本の若夫婦の中には、結婚しても、子どもを作らない若夫婦もいる。結婚する理由として、一人前と世間から見られないからと言う男性も時にいるが。
 イスラム教だと、(実際に、イスラム教徒の家にホームステイしての感じでは)家族の結束や親戚の結束は、もっともっと強固な感じがしている。
 欧米式とアフリカや東南アジアの大家族制、どちらがいいのか悪いのかって討論するよりも、それは長い間に培ってきた文化に他ならない。
 で、日本も、昔は、大家族制だったのに、戦後は、核家族制になった。核家族制になると、当然、お金がより必要となる。今の日本、こんなに生活が苦しい人が多くなると、又、大家族制に戻らざるを得ない?!
 中国では、若夫婦が仕事に出て、若夫婦の親が孫の世話をしっかりと(当然の如く)見ている。タイに行って知ったことは、・・・どうも、タイでは、母系の大家族で、父親は、出稼ぎに行って不在のことが多いみたいだ。
 ある東南アジアの人から言われました、「日本では、亡くなる時、家で亡くなることなく、病院で、多くの家族に囲まれることなく、寂しく亡くなるそうですね、・・・?」と。
 東南アジアでは、あの世に旅立つ時は、多くの人に囲まれて、惜しまれながら、自宅で亡くなるケースが大部分。
 人間の幸せって、何なのかなあ・・・?