日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

旅の死角・・・


 旅をすると、予期せぬいろんな事を体験します。
 3月22日(金)午前中、金沢市での「兼六園シャトル」のバスに乗って「金沢駅」から行く時、乗る前に、ズラッと沢山の人が並んでいました。圧倒的に、若い女性が多かったのですが・・・60歳過ぎの夫婦も、ポツンポツンといましたが・・・。
 後ろの方にやっと坐れましたが、自分達夫婦が坐った後ろに、65歳〜70歳(?)の夫婦が坐っていました。で、やや大きな声で、旦那さんが、「だからやはり、おれが言った様に、タクシーで行くべきだったんだよ・・・時間がもったいないじゃないか・・・」と奥さんに苦情を言っていました。奥さんは、「でも、お金がもったいないでしょう、私たちが見学している間、運転手さん、ずっと待っている訳だから・・・」と言うと、「チャーターで1日すればいいんだよ、もう、歳なんだから・・・」と旦那さんが言い返していましたが・・・。(←まあ、せっかくの旅だから、人前で大きな声で喧嘩しない方が、いいと思いますけど・・・?!)
 老夫婦が旅をしているケースをしばしば見ますが・・・海外だと、手をつないで歩いていますが、日本では、それはまずないですね。そして、食事をする時にも、夫婦の会話、少ないですね(←普段から少ないんでしょうか?)。(私たち夫婦は、お互いに、よく喋り合っていますが・・・)
 それと対照的に、若い女性達、やや傍若無人って感じで、車内で大きな声ではしゃいでいました。あまりに大きいので、私の横に座っていた(70歳近くの?)男性が、小さな声ですが、苦情の発言をしていましたが・・・。
 3月23日(土)午前中、車内が込み合う「サンダーバード16号」の中で、私と家内は離れ離れにやっと坐れました。私(窓側に坐っていましたが)の隣に、中学生らしき男の子が通路側にポツンと坐っていました。通路の反対側の席がしばらくして一つ空きました。中学生らしき女の子とそのお母さんらしき人が、そこを取り、坐ろうとしました。見てると、何と、(大きな)中学生の娘に坐らせて、お母さんは立っていました。すると、隣に坐っていた中学生の男の子が、しばらくして立ち、そのお母さんに席を譲ろうとしましたが、お母さんは断りました。
 その後、又、5歳ぐらいの女の子を連れた若夫婦が来ました。すると、直ぐに、その中学生の男の子は、スッと立ち、その家族を坐らせる為に、いなくなりました。で、そこに女の子だけが坐り、若夫婦は、ずっと立っていました。私も、替わるべきかどうかずっと迷っていました・・・(←体を動かしたくて、替わりたいと言うこともあり・・・)。
 せっかくの旅ですから、楽しく旅行したいですね。感謝の心、寛容の心が大切ですね。
 日本人は、優しい人が多いですね。若い人達も、確かに、優しい人が多いですね。しかし、日本の子ども達、大きくなっても、親に頼り過ぎる子も少なからずいますね。

*3月24日(日)に撮影(千厳山→高舞登山→権現山)