日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

擬態語

 「しんしん」と雨が降っているとか、「くすくす笑っているとか、「すやすや」寝ているとかを外国語に訳すのって、難しいだろうなあ。どうしても、そのままの表現は、出ないのでは。
 自分の場合、患者さんに病状を説明する時、無意識の内に、頻回に「擬態語」を使用している。
 親御さんにその子どもの咳の状態を尋ねる時でも、「コンコン(乾性の咳)ですか、ゴホンゴホン(湿性の咳)ですか?」と聞いているし、肺炎や喘息での聴診の所見の説明では、「ゴロゴロ、ヒューヒューだけでなく、バリバリ(湿性ラ音)言ってるよ」と説明しているが。
 今だと、インフルエンザの典型的な所見では、「(聴診上)心臓がバクバク(心音亢進)言っているよ」とか、「脈がドクドク触れるよ(洪脈)」何て言って説明しているが。
 小児科医にとって、親への説明って、難しい。親の代わりに祖父母が連れて来ていることも多く、又、「私親じゃないんですけど、頼まれて来てます」って言われることもある。
 昔からは、「バッチリ!」って言葉を頻回に使っているかなあ。「(尿や血液の検査データを見せて)スゴイじゃない、バッチリ治ってるよ・・・」何てよく言っているが。
 「猫背の姿勢で、そんな感じで頭を前にグニャッと曲げていたら、その内、ジワジワと頭が痛くなってくるよ・・・」とか、「深夜でも、きつくて咳で眠れなくて機嫌が悪かったら、又、吸入に来ていいですよ、こんな感じで吸入すれば3時間は、バチッと効きますから、その間に寝てしまえば、朝まで持つことが多いので、・・・」とか言っていますが。(幸いなことに、当院では、深夜は、小児は、当直の先生が診てくれていますが)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%93%AC%E6%85%8B%E8%AA%9E#.E6.93.AC.E6.85.8B.E8.AA.9E