日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

姿 勢・・・

 今の日本人、姿勢の悪い人が多い。若い人に、特に、姿勢が悪い猫背の人が多い感じがしている。で、頭を痛がって、外来を訪れる子どもさんも、時にいる(中学生の女の子が多いかな?)。
 姿勢のことを、親御さんがあまり気に止めてない様だ。親が気が付いても、子どもに注意しても、子どもが親の意見を無視している場合もある。しかし、姿勢が悪いと、その内、いろんな合併症を起こしてくることが多い。中には、思春期の段階で、既に、その為に背の高さが低くなっているケースもある。
 立った時だけでなく、座った時も、横から見て、背骨がCの字でなく、Sの字であるべきだ。
 子どもがCの字になってファミコンを帰宅後真剣にしているケースは、最悪だ。イスに座って、Cの字の状態で、頭を前に垂れてパソコンを打っているOLも、危ない。案の丈、異常に疲れたり、肩が凝ったり、頭がその内に痛くなっているはず。首の骨だけでなく、それを矯正しようと、腰の骨まで曲がっているケースもある。
 喘息気味の子どもは、猫背になっているケースが多い。私の外来では、アレルギー患者さんの場合は、まず、姿勢を正す様にと説明している。
 余談だが、私の娘は、カイロ(カイロプラクターによるカイロプラクティック)でアレルギー性鼻炎が起きなくなり、その娘婿も、気管支喘息が、カイロで起きなくなっている。又、別の患者さんで、アトピー性皮膚炎も、カイロで軽快しているケースをしばしば耳にしている。
 ボーリングのボールほどの重たい頭を支えるのに、ヒトは、かなりのエネルギーを使わなければいけない。ちょっとでも傾くと、スゴイエネルギーを必要とするのだ。それが出来るだけ少なければ、他のことに使えるし、免疫力も高くなるはず。
 食べる時に、犬食いって感じで、背骨をぐにゃっと曲げて食べている子どももいる。やはり、食べる物を一つの皿に盛り付けることなく、大人と同じ様に、一皿一皿に盛りつけて、皿をちゃんと持って、正しい姿勢で食べる様に指導することが必要ではないだろうか。
 勉強する時も、正しい姿勢でするべきだ。
 今の日本の若者の姿勢をカイロプラクターが見ると、沢山のカイロを必要としている患者さんが沢山いる様に見えて仕方ないと思うに違いないかな。
(今年の12月に、アメリカで開業しているカイロプラクターと会うことになっているが。)