今日は敬老の日。政治の動きを見ると、お年寄りには次第に冷たくなっている気がしないでもない。が、還暦を迎えた自分ではあるが、小さな子どもとお年寄り、どちらによりお金を掛けるかとなると、将来を担う子どもと言わざるを得ないかな。医療費にしても、現在、お年寄り一人で子ども10人分程もある。
今の時代を作ったのは、今のお年寄り。それなりに今の動きに責任があるのは当然だとも思う。今からは、お年寄りが出しゃばらずに、若い人を立てることが大切だと思います。
65歳以上でも、若者に負けない程の元気なお年寄りが16%もいて、そんな人の力も、大いに利用すべきだと思います。
人生、ホップ・ステップ・ジャンプで、最後のジャンプで上手く着地できて人生が終わるとホントにいいと思うのですが。
それには、金力・体力・感性力それにコミュニケーション力が大切かな?
金力は、あの世にお金は持っていけないので、又、残すともめ事になるので、足りるだけあればいい。体力は、自己責任が半分以上。現在の日本人の(自立した生活が出来る)健康寿命は、男性72.3歳、女性77.7歳とのこと。女性の場合は、サルコペニアと言って、筋力の衰えが問題になることが多いが、男性の場合は、退職後の過ごし方が問題になることが多い。社会活動に現役の時から参加しておくことが必要と思われる。
60歳以後の切れ目の言い方にいろいろある。
60歳の還暦(かんれき)とは、60年で十干十二支の組み合わせが一回りすることからそう言われている。
70歳の古稀(こき)とは、唐の詩人の杜甫の詩「人生七十古来稀なり」にちなんでそう言われている。
77歳の喜寿(きじゅ)とは、喜の草体が七十七と読まれることからそう言われている。
80歳の傘寿(さんじゅ)とは、傘の略字が八十と読めることからそう言われている。
88歳の米寿(べいじゅ)とは、米の字が八・十・八に分解できることからそう言われている。
90歳の卒寿(そつじゅ)とは、卒の適用具体字が九十と読まれることからそう言われている。
99歳の白寿(はくじゅ)とは、百の字から一を引くと白になることからそう言われている。
108歳の茶寿(ちゃじゅ)とは、茶の字の草冠を二十、その下の部分を米と言う字に見立てて、八十八を合わせると百八になることからそう言われている。
111歳の皇寿(こうじゅ)とは、皇の字を、九十九の白と一・十・一に分解出来る王を足すと、百十一になることからそう言われている。
人生を10×Nで考える人がいる。
人生を20歳までと60歳までとそれ以後の3つに分けて考える人もいる。人生を、20年×4と考える人もいる(自分がそうであるが)。
さて、何歳まで生きられるか、これこそ、神のみぞ知るである。自分の場合は、60歳代は太鼓、70歳代は篠笛と茶道、80歳代は語学と決めているんだけど、そんなに上手く行くかなあ?!