日本の心・さいき

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本番に備えて・・・

 昨日、佐伯に帰ってきた。前は一人で帰ったが、今回は、家内と帰った。明日の本番に備えて、昨日も今日も、「佐伯音頭」と「佐伯小唄」の盆踊り太鼓の練習をしている。
 佐伯市総盆踊り大会は、19:00〜20:00まで1時間あり(その後、花火大会)、太鼓は3人で交代に打つ。「佐伯音頭」は5番まであり、(レコードで)歌っているのは、男・女・男・女・男女となっていて、2番と3番の間に間奏が入る。間奏の時には、特に強く打つべきだと思っている。1番と2番は、全く違った打ち方をし、3番〜5番は、その場の状況で、打つことにしている。2番が終わった後に、いきなり間奏の打ち方に入れないので、2番の終わりをしっかりと見極めておかないといけない。「佐伯小唄」は4番まであり、2番と3番の間に間奏がある。これも、1番と2番は、全く違った打ち方で打ち、3番と4番は、その時の流れでミックスした感じで打つことにしている。
 自分の最も贅沢なコトとして、自宅の半地下に太鼓部屋を設けている。コンクリートで周囲を囲み、入口もそれなりに塞ぐと、家の3方向が道路なので、中で強く打っても周囲にあまり聞こえない。今、家には、1.4尺の太鼓が2つと、海外演奏で持って行った縦が長い(特注の)太鼓が1つある(母の住んでいる所には、1.6尺の太鼓があって、上天草のアパートの自分の部屋には、太鼓が3つも置いている)。
 実践では、打ち始めは、音楽よりも早く打つ傾向になってしまう。又、疲れてくると、音楽よりも遅くなってしまう。盆踊り太鼓は、音楽に合わせないといけないし、更には、踊りに合わせて打たないといけないので、打つ間ずっと、よく、感覚器官の耳と目をよく働かせておかないといけない。
 私は、打ちながら自分も踊っている感じで打っている。昔はよく家内からビデオに撮ってもらって、自分の格好を研究していたが、今は、「同じでしょ!」と家内から一括されて、協力してもらえない。が、家内の耳は肥えている様で、音楽のテンポと合ってないと、「ちょっと早いのよね!」とよく言われる。べた誉めされること、まずないです。べた誉めされていたら、もう、医者をとっくの昔に辞めていたかも知れません。
 下手に打って音楽と合わなくても、佐伯の人達は心が広いので、苦情を言いません。むしろ、一生懸命に打ってくれるだけで、周囲が有り難いと思って、温かく見守ってくれている様です。佐伯市は、盆踊りのとても盛んな所です。(ある所では、下手に打つと、ヤメレーと言って罵声が飛んでくるそうですが・・・?!)
 天気が心配で、明日の18時からは、50%の確率で雨が降ると今の時点でなっています。祈るばかりです。