日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

河内おとこ節・・・

 8月17日(火)、長島地区の隣の来島(くるしま)地区での供養盆踊り大会に行った。昨年は、14日にあり、いつも行く女島と同じ日になっていて、来島では、初めのちょっとだけしか打てなかった。
 行くと、いつもの打ち手の人がいて、「助かった!」といきなり言われて、ホントに嬉しそうだった。昨年は、自分がいなくなった後、ずっと最後まで一人で打って、大変だったと言われた。
 区長さんも直ぐに挨拶に来て、ホントに嬉しそうだった。
 二人で、思い切り打った。嬉しかった。何と、曲が、「佐伯音頭」「佐伯小唄」「炭坑節」「ばんば踊り」「地踊り」以外に、子どもの曲(?)が2曲、それに、何と、「河内おとこ節」も流れた。(総計8曲)
 「地踊りは」いつもの様に打たず、「河内おとこ節」は、自分に打たせてもらった。不思議なことに、自分の打つ「河内おとこ節」に合わせて、踊っている人が結構いた。「佐伯小唄」も何度も流れて、これも、殆ど自分が打った。
 打ってしばらくして、右のバチが(不思議なことに)真っ二つに(ほぼ均等に、縦でなく横に)スパッと切れた。こんなに見事に切れたこと、今までなかったなあ(誰もケガしなくて、幸いだった!) 。手が痛いので、軽いバチに代えたのがいけなかった。直ぐに、硬い樫(かし)のバチに変えて打った。
 踊る人も見ている人も、例年よりも多い。それに、半分が子ども。いや、子どもが半分以上もいる。地踊りも、子どもたちが楽しそうに踊っている。何でも、来島の近くに団地が出来て、そこからの子どもがドッと来ているとか。区長さんも、「子ども用に100人分お菓子を用意していたが、全く足りなくて・・・」と嬉しい悲鳴を上げていた。
 前半と後半の間に、子どもたちが太鼓の周りに来て、バチで打ちたがっている。ここぞとばかり、打ち手の人が、(小学生の)男の子達を勧誘している。「後継ぎがないんで、困っとるんや。来年、打ってくれんね。毎年、少しずつして行けば、必ず上手になるから・・・」と、バチを持たせて、打たせている。自分も、男の子の手を取って、「佐伯音頭」の曲に合わせて打たせた。(少し脈があったかな・・・?!)
 帰る時、区長さんから、例年もお願いしますと深々と頭を下げて言われた。(精一杯打たせてもらって、ホントは、こちらが礼を言わないといけないのだが・・・!)
 一番打ちたかった「河内おとこ節」が久し振りに打てて、嬉しかった。手の皮のむけた所が更に真っ赤になってしまったが、(好きなことだから)何のその・・・。
 今日は、家内の父親の墓参りに、鹿児島に行く。