日本の心・さいき

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アポトーシス

 東国原氏が、「自民党は、血液を入れ替えないといけないんですよ!」と言った。そしたら、自民党の伊吹氏が、「血液型を入れ替えるにしても、血液型を入れ違えると、とんでもないことになります・・・」と切り返した。すると、しばらくして、東国原氏が、「自民党は、どんなタイプにも合わせられるO型でないといけないんです。A型やB型やAB型では、困るんです・・・」って感じで言った。(面白い問答だなあ)
 今回の自民党のいろんな動向を、自民党議員自身が、「そんなことしたら、自爆テロみたいなものだ!」「そんなことしたら、集団自殺みたいなものだ!」「自滅する!」何て言って、一般の人にもその言い方、インパクトある感じになっているかな? 
 で、(元総理経験者の)小泉氏が、「一度は、潰れるのもいい、それから又立ち上がることも大切・・・」何てことを言っている。
 まあ、これって、免疫学的に言えば、アポトーシスって感じで、どうしても避けられないことになっているのかな。細胞は、自ら死を選ぶ潔さを持っているけど。
 細胞は、分裂する回数がほぼ決まっていて、初めから生きる限界が遺伝子学的に決まっている。生物だけでなく、この宇宙に存在するモノは全て、誕生と消滅を絶えず繰り返していて、恒久維持なんてことは、ない。「奢る平氏、久しからず」で、ずっと繁栄を続けることなんて、不可能なのだ。
 場合によっては、一億玉砕ってこともある。ガン細胞にしても、住み付く肝心の宿主が死んでしまうと、ガン細胞も滅んでしまうのだ。ウイルスだって、宿主が死んでしまえば、元も子もない。
 ヒトも、寿命が長くなれば長くなる程、免疫力が次第に落ちてきて癌になるか、血管系がボロボロになって、それで大部分が亡くなってしまう運命にある。どんなに頑張ったって、平均寿命の倍も生きるヒトなんて、この世にはいないのだ。
 亡くなれば、微生物が掃除をしてくれ、又、それらの原子が宇宙をさまよって、新たなモノの一部になるだろう。
 次期首相に麻生氏がいいのか、鳩山氏がいいのかとのアンケートがあって、どちらもふさわしくないが一番多くなっている。賢い国民が賢い政治家を選ぶ。将来を担う子ども達に、堂々と誇れる様な恥ずかしくない政治をしてもらいたいものです。
 ところで、昔の将軍の多くには、将軍にアドバイスする僧侶がいた。僧侶は、孤独な将軍に、常日頃から人間らしい生き方を教えていた。東国原氏には、ビートたけしが忠告している。大阪府知事は、汚い言葉の暴言を吐いた後に、母親と子どもから、みっともないって感じで叱責され、知事自体も反省している。渡辺喜美氏も、奥さんからいろいろ言われているみたいだ。麻生さんには、そんな人、誰もいないのかなあ。
 ピンチはチャンス、新しい動き(国民主体の新党)が出ることを個人的には祈っているのだが。



 ところで、アポトーシスは、日本語英語で、正確には、apoptosisアポプトーシスが正解とのこと。外国では、ちゃんとPが発音されているとのこと(つい最近アメリカにまる2年間の研究を終えて帰ったばかりの医師の話)。Apoptosis の語源はギリシャ語の「apo-(離れて)」と「ptosis(下降)」に由来し、「(枯れ葉などが木から)落ちる」という意味である。