日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

自律神経・・・

 自律神経、分かった様で分からない感じの神経で、まだ、解明されてないことが沢山あるみたいですが・・・?!
 兎にも角にも、それには、「交感神経」と「副交感神経」があって、お互いにそのバランスが上手くいかないと、体の変調を起こしてしまうことになります。又、強いストレスが長く続くと、自律神経のバランスが崩れてしまいます・・子どもでも同じですね・・・!
 ヒトは、60兆個の細胞からなり、毎日、1兆個も入れ替わっているとのことで・・・その内、5.000個がガン細胞で、このガン細胞を、NK細胞やT細胞などの免疫細胞が、それをやっつけていて・・・加齢で、免疫力が落ちると、それが出来なくなって、大きなガンとなってしまうのですが・・・。
 亡くなった時、病理解剖をしてみると、ガンがアチコチで発見されること、多いみたいで、ガンも歳取ると元気ないみたいで・・・?!(何せ、日本人の半分がガンになり、3分の1が、それで亡くなっていますから、これは、もう、動脈硬化と同じで、宿命ですね・・・?!)
 で、ヨーロッパのある国では、「森林浴」がいいと言うことで、医師からその処方箋(?)を書いてもらって、森に行って、樹から「気」をもらって、免疫力をアップしているとか・・・?!
 経験的に、精神的なことで、胃や頭が痛くなったり、便秘や下痢になったりしますね。又、ストレスで当然血圧上がりますし、ホルモン異常も起きて、血液データにも、変化がはっきりと出て来ますね・・・子どもも、大人以上に、そんな感じになっていると思います。
 昔「母原病」って言葉が話題になっていましたが、「医原病」、更には、今は、「夫源病」って言葉も、あったりして・・・?!
 子どもに不安を与え続けると、(脳が委縮すると言う研究者もいますが・・・)免疫細胞の活性が落ちて、ウイルス感染に罹患し易くなったり、アレルギーがひどくなっている例を、小児科医として少なからず経験していますが・・・?!(←少なからずでなく、沢山ではないかとまで、思っていますが・・・?!)
 小さな子どもの半分近くで起きているアレルギー疾患、その原因がいろいろ言われていますが・・・子どもが(乳児期から)ストレスを大人が考えている以上に、強く感じていることに、社会がもっと気が付くべきだと思っているのですが・・・?!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%BE%8B%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E5%A4%B1%E8%AA%BF%E7%97%87(←自律神経失調症

*免疫力アップを目的として、易感染性やアレルギー疾患の児には、毎日の生活(食事、運動、睡眠、姿勢、気の持ち方など)をチェックした後に、どうしてもの時には、「小建中湯」「黄耆建中湯」「柴胡桂枝湯」「六味丸」などの漢方薬も利用しています。又、1日少なくとも1回の時間外の小児(救急)医療をすることで、抗生剤や解熱剤やステロイド剤を最小必要限度に出来る様にと、私なりに心掛けています。