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退職後の雑感(595)

  「退職後の雑感、異性学(3)」

 女性と接する時は、女性は、別の世界に生きている人間と、開き直って、見れば、いいと思うのですが、それが、男性が、女性も、男性の考えと同じと考えると、男性は、多くの箇所で、悩むことになります。

1、女性の脳は、子どもが産まれると、仕事脳や妻脳から、母親脳になりますね。それも、少なくとも、3年間は続いている感じですが・・・(それから数年後)子どもが小学校に入る頃には、完全に、母親脳の面影もない感じで、目尻が少し上がって、外来で動き回る(←子どもは、これが正常ですが・・・)我が子を叱り飛ばしていますが・・・?!
 一緒に仕事をしていた有能な小児科ナースが次の様に言われましたが・・・「子どもが産まれて、ミスが多くなった。それまで、こんなことでミスすること、なかったのに・・・集中力が欠けてるみたい(←まだ、授乳中でしたが・・・)・・・」と。
 で、思いました・・・→「神様は、子どもが産まれたら、他の事よりも、母親が、まず、子どもを育てることに専念する様にしているのではないか」と・・・?!

2、医学的に、男性脳になるか女性脳になるかは、胎児期に既に決まっています。お腹の中にいる時に、男性ホルモンを沢山浴びることで、男性脳になるのです。産まれてから、男の子を女の子みたいにしようと思って、女性ホルモンを打ち続けても、脳は、やはり、男性脳のままなのです。
 小さい時、「ままごとごっこ」をしていて、実姉がお母さん役で、私がお父さん役でしたが、ちっとも面白くなかったのを今でも思い出しますが・・・?!

3、男の子と女の子の育て方、違うべきだと常々思っています。女性は、男性以上に不安が強いので、自分の子どもを安全な道に走らせ様とするのです。母親が息子に過剰に期待するあまり、過保護の男性が多くなって(マザコン)、それに、父親の悪口を言うと(最悪で)、男の子は、どう育っていけばいいのか、わからなくなります。
 男の子の多くは、同性の男の姿を見て、成長します。傍に、尊敬できるそんな男の模範像を見て、成長するのです。それが、将来なりたいものが、(通園でお世話になる)幼稚園の男性の運転手さんから、学校の先生、先輩、父親、職場の上司などと、変化して行くのです。女の子は、順応性が高いので、先々、どんな環境でも、生きていける感じですが・・・?!

 確かに、男性は、独りで悩むことが多いのですが、女性は、言語コミュニケーションを司る「上側頭回」が大きいので、親しい人と兎に角、沢山会話して、それで癒されていますね。それを裏付ける結果でしょうか、自殺に関しては、男性が女性よりも明らかに多いです。

*9年前に記載した内容を、少し変えて、再掲しています。
*写真は、11年前に、「日光東照宮」で撮ったものです。

 (令和5年10月24日、記載)