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退職後の雑感(556)

  「退職後の雑感、アビス」

 自宅で、録画していた映画『アビス』を、家内の強い勧めで、家内と一緒に見ました。
 原題: The Abyss)は1.989年のアメリカ合衆国SF映画で、本作は140分の公開版と、171分の完全版が存在します。
 ジェームズ・キャメロン監督が高校時代に書き記した短編小説を原作とし、自身の手でそれに新たな肉付けを施し映画化しています。
 1994年1月、カリブ海ケイマン海溝付近で米国のオハイオ級原子力潜水艦「モンタナ」が不可解な形で沈没しました。米国政府は周辺海域にハリケーンが接近している事を考慮して、付近で石油採掘を行っていた移動式海底石油プラットフォーム「ディープコア」に救助協力を依頼して、同施設に海軍特殊部隊による調査チームを派遣しました。
 ディープコアの作業員のリーダーであるバッドは、ディープコアの設計者として特殊部隊チームに同伴して来た別居中の妻リンジー、高圧的な特殊部隊チームの司令官コフィ大尉と時に衝突しながらも協力してモンタナの調査に当たりました。
 モンタナの残骸まで辿り着き生存者が居ない事を確かめたディープコアのクルー達でしたが、ディープコアと海上支援船を結ぶケーブルクレーンが、ハリケーンにより破損して、落下したクレーンの影響でディープコアも半壊し、海上との通信も寸断され、暗黒と水圧が支配する未知の海溝「アビス」の淵で立ち往生してしまいます。
 更に、海軍上層部からの命令でモンタナの核弾頭を秘密裡に回収していたコフィは、高圧神経症を発症していて、ソ連に対する疑心暗鬼と重責へのプレッシャーから徐々に正気を失い、バッドたちとは一触即発の軋轢が生まれていた。
 絶体絶命の中、ただ救助を待つことしかできないディープコアのクルーたちでしたが、そこで彼らに接触してきたのは海底深くに棲息していた未知の生命体でした。
 一番の見せ場は、後半の最後の方で、酸素が片道分しかないのに、バッドが、水中深く独りで潜って行く所です。自分の命よりも、他人を救う為に、命を掛けて生きる生き方に、心打たれました。
 それに、人間の愚かさですね。闘争本能は、永久に、消えないのかな?!宇宙人から見たら、人間って、出来損ないだけど、いい人も、現にいるんですよね・・・?!!

ウィキペディアから、引用。
https://www.youtube.com/watch?v=YE5sscBijB0(←鶴田浩二唄)
*この映画を見るのは、今回で、2回目でした。家内は、3回目。寝る前に、眠たい目をこすりながら、5回に分けて、見ました。
*写真は、多くの人が利用している佐伯市城山山道の入口で、上の内容とは、関係ありません。

 (令和5年9月13日、記載)