日本の心・さいき

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退職後の雑感(380)

  「退職後の雑感、休むこと」

 人間は、休まないと病気になります。病気になって、又、元に戻ることもありますが、戻らないこともありますよ・・・それに、最後は、誰も、助けてくれませんよ・・・。
 ヒトは、肉体と精神から出来ています・・・→それで、肉体も、精神も、両方とも時々休む必要があります。
 周りを見ると、ホント、有給休暇を全く取らず、子どもと家でゆっくりと遊ぶことも無く、一心不乱に、モクモクと仕事をしている人、います。(←まあ、これって、ラーハの精神を大切にしているムスリムの目から見ると、明らかに、異常ですね・・・!)。
 ある病院では、月に、当直8回(内、サブでなく主当直が6回)もしているドクターがいましたが・・・。
 煙草をしばしば吸い、アルコールを毎日のように摂って(主当直では、取れませんが!)、責任感の強くて、仕事を真面目に休まずに常にしている感じの人だと・・・→次第に体を壊して、病気になっていますね(←今まで、そんなドクター、沢山見てきました!)・・・→医者の不養生とはよく言ったものです!
 医師になったばかりの時、勤務先(宮崎県病)の小児科のK部長が私に次の様に言いました・・・→「小児科医には休みはない、しかし、そんな中で、ちょっとの時間を利用して、休む事が大切。コーヒーを飲んだり、音楽を聴いたり、横になったりと・・・自分なりに息抜くコツを身に付けなさい!」と。
 息抜きの方法も、年齢に従って、違ってきますね。
 仕事のない今の私は・・・→結構、趣味の語学で忙しいです・・・でも、仕事と違って、それを自分で自由に選んでいるので、とても楽しいですね。歳取ると、残された1日1日が、とても貴重ですから、無駄には出来ませんね。今日、1日を、精一杯生きるだけです。明日、どうなるか、誰にも分かりませんから・・・?!

*以上の内容は、10年前に記載したものを、少し修正して、再掲しました。
*写真は、「たはら小児科医院」の院長室で、お茶を点てている私です。(←MRさんなど、来客に、母の作ったお菓子を添えて、差し上げていました。)

 (令和5年2月4日、記載)