日本の心・さいき

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退職後の雑感(381)

  「退職後の雑感、小さな事でも」

 佐伯に帰った時に、(利用していた)スナックに行きました。私がここを訪れたのは、数ヵ年振りかも知れませんが・・・向こうも、珍しがっていましたが・・・。
 佐伯に20年近くいて、このスナック、小児科の2次会では、借り切ってよく利用していました。昔は、ママさん以外に1人~2人いて、忙しそうでした。しかし、暇な時が多くなって、かなり前から1人でしているとのことでした。自分とあまり歳は変わりませんが、歳の割には若く見えます(統計上、スナックのママさんには、認知症の人は殆どいないらしい?!)。
 店を開けても、誰も来ないことが週に1~2回あるとのことでした。不景気の関係で、もう止めようと何度も今まで思ってきたみたいですが、他にいい仕事がないので、やむなく続けているとのことでした。昔は、結婚式での司会などもして、忙しそうでしたが、今は、ヒマヒマって感じですね。
 目がかすんできて、スゴク落ち込んでいて・・・今から、目が見えなくなったら、独りでどうして生きていけばいいのか、不自由になることを想像して、とても憂鬱で、そんな日が何日も続いたそうで・・・で、勇気を出して眼科を受診したとのことで・・・→そしたら、単なる老眼だったとのこと。
 で、その教訓からか、平凡であることで幸せを感じることにしたとのこと。先のことを悩んでも仕方ないことは、もう、悩まないことにしたとのこと。平凡なことでも、ちょっでもいい事があれば、それを大きな幸せに思うことにしたとのこと。
 今日も生きられて、3食摂れて、ちゃんと歩けて、更に、仕事も出来ること何て、とても幸せだと思うことにしたとのこと。
 思うに、幸せの度合いなんて、本人の気持ち次第ですね!

 以上は、15年前に記載した内容です(←少し、修正していますが)。そうですね、生きているだけで、食べれるだけで、身体が動くだけで、幸せなんですね。この世に生きていること自体が、奇跡ですから・・・?!

*写真は、令和5年2月4日、「さっぽろ雪まつり2023」で、撮ったものです。

 (令和5年2月5日、記載)