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退職後の雑感(306)

  「退職後の雑感(306)」

 人口問題、差し迫っていますね。
 世界の総人口が15日、推計で80億人を突破したとか。2011年に70億人を超えてから、11年間で10億人増え、国連は急激な人口増加が社会経済発展の負担になっているとして、各国に警鐘を鳴らしています。
 国連のまとめでは、1950年に25億人だった世界人口は、87年に50億人に達し、増加ペースは近年鈍化しているものの、2030年には85億人、50年には97億人まで増える見通しで、58年に100億人に達し、80年代に約104億人のピークに到達すると予想されています。
 人口増加の背景には、医療の発達や生活環境の向上があります。19年の世界の平均寿命は72.8歳で、1990年に比べて約9年延びています。
 現在、アジア圏には、世界の半分以上の約44億人が住んでいます。そのうち、中国とインドが共に14億人を超え、両国だけで世界人口の約35%を占めています。インドは来年、中国を抜いて世界最多の人口大国になるとみられています。ベトナムやフィリピンの人口も、日本と違って、若い人で占められています。将来、世界の人口の4分の1が、アフリカの人で占められます。
 長い目で見ると、世界の動きとして、欧米の力が次第に小さくなっていきますね。
 国別の順位を見ると・・・→
1位、中国
2位、インド
3位、アメリ
4位、インドネシア
5位、パキスタン
6位、ナイジェリア
7位、ブラジル
8位、バングラデシュ
9位、ロシア
10位、メキシコ
11位、日本
 となっていて、日本は、10位から、出ています。パキスタンとインドとバングラデシュの隣接する3国が、ベスト10位に入っているのは、注目に値すると思います。バングラデシュは、日本の3分の1しかない面積なのに、人口は、ロシアよりも、多くなっています。

*写真は、バングラデシュの首都のダッカの広場で、和太鼓を打っている私です。2004→2005の間違いです。

 (令和4年11月17日、記載)