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退職後の雑感(210)

  「退職後の雑感、退屈」

 令和4年8月4日(木)の午後、NHKBSで、「チューリヒ動物園」のことが紹介されていました。この動物園、世界的に有名で、独特のポリシーで動物を飼育していました。兎に角、動物の立場になって、飼育しているのです。
 そこで、とても印象深かったのは、動物にとって、「退屈」は、致命的になると言うことでした。それを特に、食事させる時に、動物ごとに、いろいろ工夫していました。ライオンにしても、オランウータンにしても、簡単に食事が手に入ることなく、常に、一苦労して、手に入るように飼育員が工夫しているのです。
 そうですね、動物以上に大脳皮質が発達したヒトでは、尚更ですね。生きるって、「退屈」との闘いかも知れませんね。私の子ども達を見ていると、旅行の時、孫が退屈しないように、確かに、いろいろ工夫していましたね・・・。
 大人だと、外に出るとか、友達と交わるとか、趣味仲間に入るとかして、「退屈」でないようにしないといけませんね・・・そうでなくて、退職後、家で、「メシ」「フロ」「ネル」だけしか言わないとなると、周りからよく思われなくて、益々、悪化の道を辿ります・・・?!
 老人施設に行くと、介護士さんが、お年寄りが飽きないようにと、いろいろ工夫して、ゲームなど、楽しくしていますね。常に、それなりに、工夫して、次から次へと、新しいことをするとなると、大変ですね。
 老後、お年寄りの大敵は、「孤独」と言われています。家族が一緒にいても、会話がなくて、「退屈」だと、元気が無くなり、免疫力も落ちますね。そうでなくても、コロナ禍で、不要の外出は避けましょう、人と出来るだけ会わないようにしましょうと、言われ続けていますから・・・。
 まあ、「退屈」の対処の仕方、人にもよると思いますが・・・私の場合は、独りで結構遊べます。オンライン会話、(篠笛・和太鼓・ピアノなどの)楽器、詰将棋、語学、それにインターネットがあれば、すること多いですから・・・。それに、何処にいても、家内とよく会話していますから・・・(←お互いに、聞き上手になっていますから?!)。

https://www.youtube.com/watch?v=f9sGCvzCGRU(←限りある時間の使い方)

 (令和4年8月5日、記載)