日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

退職後の雑感(103)

  「退職後の雑感、平和」

 ロシアがウクライナに侵攻しています。国連の無力さを感じます。同じように思っている人、多いと思います。ロシアって、中国の倍の面積を持ち、資源豊富で、実に、広大です。持っている核兵器の数、世界一です。
 第二次世界大戦後、いろんな所で、紛争がありましたが、常任理事国の拒否権で、物事が上手く処理されず、それが、ずっと、今も、続いています。ゼレンスキー大統領が、オンラインで、日本の国会で言われたように、被爆国の日本が、世界全体を見て、先頭に立って、行動して欲しいのですが・・・今まで、出来ていませんね。
 でも、このまま行くと、多くの国々が、核を持つ時代になるかも知れません。小さな国でも、核を持って、自国を守ことになるかも知れません!
 核を持っても、安心ではありません。先制攻撃がありますから。それに、管理も大変だし、(コンピューターが変に作動して)間違ってボタンが押されることになるかも知れません。今こそ、勇気を持って、核兵器を年毎に、積極的に少なくして行く必要があると思います。
 ある人と、非武装、中立の議論を、つい最近、交わしましたが(←彼は、高校の時から、私に、自分の国は自分たちで守るべき、と言っていましたが)、「それは(非武装、中立)、絶対に無理!」と言われ、今も、そう言い続けています。今回のウクライナ侵攻を見ていると、そうかも知れません。
 その根底は、私なりに考えて、「貧困問題」が大きいと思っています。格差社会を出来るだけなくすことが大切だと思います。アメリカの軍事費の半分でも使えば、世界の貧困問題は、ほぼ解決するはずと、聞いたことがあります。
 しかし、人間には、「もっともっと病」に掛かっている人が、実に多いのです。日本古来の「知足」の精神、大切ですね。武士の精神、「武士は食わねど高楊枝」の精神、大切ですね。自分だけの幸せなんて、本当の幸せではない、皆が幸せになってこそ、自分も幸せだとの宮沢賢治の「日本の心」、大切ですね。
 今は、政治も、マスコミも、そして、医療までが、金、金、金って感じになっているように思えてなりません。(→政治の世界以外でも。)
 被爆国の日本は、戦後、国際的な平和への努力、足りなかったと深く反省すべきです。アメリカと一体だと、戦争の時、相手側は、まず、「成田」や「横須賀」や「岩国」や「佐世保」や「沖縄」を、攻めますね。当たり前です。
 他人事と考えず、もっと、国民全体が、軍備について、真剣に論議すべき時です。
 基本は、人類、皆、愛すべき友達であるべきで、最終的には、もちろん、核の廃棄ですが・・・それまで、人類が存在しているかどうか・・・?!

*写真は、令和4年3月30日(水)に、「日本の道100選」を通りながら、撮ったものです。桜が少し散っています。

 (令和4年4月1日、記載)

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