8月24日(金)の午後、佐伯駅から歩いて10〜15分程の所にある平和祈念館「やわらぎ」での特別展に行きました。
30年前に、被爆地の広島と長崎が中心になって、「平和市長会議」が設立され、その参加数が世界で5.000を突破しました(日本の参加数、1.000以上)。佐伯市も、2.010年1月1日に、「平和市長会議」のメンバーになりました。
「平和市長会議」は、2.020年の核廃絶を目指しています。展示は、1945年の広島・長崎に落とされた核の悲惨さを中心に、原爆が如何に恐ろしいものか、又、その後遺症(主として放射能によるもの)についても、18のポスターで説明していました。
広島の原爆では、一瞬の内に14万人余が、長崎の原爆では、一瞬の内に7万人余が亡くなりました。罪のない子どもやお腹の中の胎児も・・・。その後、更に、沢山の人が時間と共に亡くなり、生き延びても、後遺症で長く苦しむこととなりました。
長崎での投下では、30年も掛かってやっと出来上がった東アジア最大のキリスト教会である「浦上天主堂」が、この時、一瞬の内に廃墟となりました。
現在、使えもしない核を保持している常任理事国やインド・パキスタン、それにイスラエルや北朝鮮など・・・更には、アメリカ・ロシア・中国やインド・パキスタンなどは、今後、その開発と維持に、今より沢山のお金を使おうとしていますが・・・年間、世界で核の開発と維持をするのに、1.000億ドルの経費が必要とのことですが・・・?!
最後に、広島と長崎の市長の今年の8月6日と9日の「平和宣言」の内容が掲示されていました。両者共に、3・11の福島の原発事故に付いて触れていました。
被爆国日本の我々は、一人一人が今何をなすべきか、積極的に考え、それなりに行動するべきだと思います・・・。
http://www.mayorsforpeace.org/jp/index.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%92%8C%E5%B8%82%E9%95%B7%E4%BC%9A%E8%AD%B0