日本の心・さいき

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退職後のつぶやき(26)

  「退職後のつぶやき、ブログ書き」

 日本人は、世界一ブログ書きが好きみたいですね。海外の人は、そんな面倒なことは、更には、それをしばしば書くなんて、あまりしないみたいですね。
 日本人の場合、多くの人がその人なりのブログを作り、作ってない人でも、メーリングリストに入って意見を述べたり、掲示板に書き込んだりしています。
 世界は、そんなインテリ集団の日本人を相手にしないといけません。インターネットの普及は、韓国も中国も盛んですが、ブログ作成となると、日本が断突1位かも知れません。
 日本人がブログを書く理由は、(ある年の総務省の調査によると)「自分を表現するため」が30.9%、「交流を広げたい」が25.7%、「社会貢献」が8.4%、「経済的利益を得るため」が10.1%となっています。
 日本は昔から「日記大国」。「土佐日記」から始まり、「蜻蛉日記」「和泉式部日記」「紫式部日記」「更級日記」などと、著名な日記文学作品が数多くが存在しています。日本の学者の中には、ブログは21世紀のインターネット時代の日記文学作品だと指摘する声もあるぐらいです。唯一違うのは作者が作家ではなく、一般のネットユーザーだと言うことですね。
 日本社会は「出る杭は打たれる」という諺が示すように、自我を主張しないことがよしとされてきています。日本人の日常会話はとにかく「曖昧」な世界ですね。自分の意見を率直に述べることはあまりないですね。その点、ブログの良い点は、匿名でも、自分の心の内をさらけ出すことができることですね。
 ブログは、日本人にとって、心の鬱憤を吐き出す最高のツールかも知れませんね。今回のコロナ禍で、ブログ人口、どう動いたのかな・・・?!

 (令和3年10月16日、記載)

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