日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

日本での終末・・・

 日本では、多くの人が、病院で亡くなります。家で亡くなると、少し、ややこしいことになる場合があります。しかし、最後は、自宅で、畳の上で、亡くなりたいと思っている人が多いようですが・・・。
 バングラデシュダッカの人から言われました、「日本って、最後は、病院で寂しく亡くなるそうですね・・・」と。タイのチェンマイの人から言われました、「ここでは、ドクターの方から、(末期になると)家に帰れと言われます。家で、沢山の人に囲まれて、亡くなります・・・」と。
 田舎のある病院では、亡くなっても、家族が外に働きに出ているので、直ぐに、その場に来れなく、息子さんが最後に会えないまま、病院の裏玄関から、寂しく見送る場面を何度か見てきました。
 どんなにお金持ちでも、どんなに知名人であっても、どんなにいい家に住んでいても、最後が寂しいと、悲しいですね。最後に、愛する人が傍にいて、あの世に行ければ、本望ですね。
 葬儀屋さんが、次の様に言われたいことがありましたが・・・「亡くなった時、親子や親族の人間的関係がよく分かる・・・」と。
 亡くなった時、本当に深く悲しんでくれる人がどれほどいるか、それで、その人の生きてきた価値が分かるって感じで言われる人もいましたが・・・。
 高齢で、大病すると、多くの人が、アッという間に、経済的な問題で、ぶつかります。今まで、一生懸命に働いてきて、税金も真面目に沢山収めてきて、最後に、満足の行く医療が受けられないとなると、悲しいですね。
 アメリカでは、お金持ちはいい医療を受ける、貧乏人は、いい医療を受けられない、それは、当たり前って感じになっています。日本も、先々、そうならざるを得ないのかなあ・・・・。
 日本国憲法第25条には、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」とありますが・・・。