日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

マシュマロ実験・・・

 「マシュマロ実験」と言うのがあります。いろんな形で言われていますが、古典的なものとしては、以下のものでしょうか・・・→
 4歳の子どもに、マシュマロを見せて、15分経ったら、帰ってくるから、それまでに我慢して食べていなければ、もう一つ上げると告げて、一つの美味しそうなマシュマロを机の上に置いて、大人が出て行く。
 で、帰って来るまでに我慢して、食べなかった子ども(3分の1)と、我慢できなくて食べた子ども(3分の2)のその後を、ずっと追跡して、比較しているものですが・・・→
 我慢して食べなかった子(3分の1)は、22歳になった所で見ると、食べた子よりも学業成績が良く、高学歴となっていて、更に、45歳の時点で見ると、収入がより多くて、指導的な立場で活躍しているケースが多いとの結果。
 つまり、小さい時の家庭での自制心の教育が大切で、それが、大人になっても影響するとのことではないでしょうか?!
 しかし、その後の追試で、この実験の意味するところの問題点も、指摘されています。ある面では正しいと思われますが、それだけではないですから。やはり、その後の環境や家庭内の経済状況なども、大きく関与していますね。
 成長に関して、家庭環境がどんな風に影響して行くのか、それを証明するのは、なかなか難しいですね。周りを見ていると、やはり、家庭が貧しいと、能力があっても行きたい学校に行けなくて、才能を発揮できないケース、あります。過保護でも、困りますけど・・・。
 昔から、三つ子の魂とは、よく言ったものではないでしょうか。
 業績も、社長の代で良くても、次で何とか維持しても、3代目で潰れるケースが多いって感じで言われることがあります。今の日本では、相続税、高いですから。
 ある社長さんが、「俺のお金も財産も、全て、上げてもいい、このバカ息子さえ、まともになれば・・・」と言ったケースもあります。
 又、不妊で難儀して、お金と時間を掛けて、やっと授かった子でしたが、その後、超過保護に育てた結果、超我儘な子になって、困っている親御さんもあるとか・・・?!