日本の心・さいき

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子どもの教育雑感・・・

 子どもの瞳孔は、とても大きく見えます。医学的に言えば、交感神経が優位になると、瞳孔が開きます。すると、目が輝いて見えます。それに、小さな子どもでは、副鼻腔炎がまだあまり発達していないので、目の位置が顔の真ん中近くに来ていて、とても可愛く見えます。
 そんな子どもは、新しい世界に対して、好奇心の塊で、やる気満々です。この「好奇心」と「やる気」が、最も子どもらしい特徴だと思います。
 男の子だと、ちょっかいを出したくなります。女の子だと、ちょっかいを出さなくても、興味津々って感じになります。そんな子が正常だと思います。
 ところが、多くの親は、人様に迷惑を掛けない様にと、「ダメ、そんなことをしたら・・・」って感じで叱ることが多いかと思います。他人が喜ぶので、それをする様にと、積極的に物事を勧める親は、日本の場合、あまりない様に思います。
 そもそも、教育には、家庭教育、学校教育、社会教育と大きく、3つあるかと思います。学校教育は、主として、知識を教える所だと思います。人間力を教える上で最も大切な所は、家庭教育だと思います。で、家庭で基礎的な人間力を培って、学校での知識を利用して、それを実践で応用する力が出来る様にするのが、社会教育だと思います。(←いろんな考え方あるでしょうが・・・)
 今の日本の教育、実際には、どうなっているでしょうか?
 昔の大家族と違って、核家族では、思いやりの精神や人とのコミュニケーション力、頑張る力、我慢する力などを子どもに教えるのに、夫婦二人だけでは、難しいですね。周りのアドバイスや協力があった方がいいですね。
 知識を教えるのに、昔は、塾などに通う人は限られていたので、親が教えることが多かったと思われますが、今は、直ぐに、塾ですね。その塾も、受験に受かる様な感じの塾が多いのではないでしょうか・・・。学校の勉強以外に、別に受験勉強をしないと受験に受からない何て、おかしいと思いませんか?車の免許みたいに、ある程度出来れば、全て合格として、入学後、ついて行けない場合は、落第するシステム、何故、日本では、取れないのでしょうか?
 社会教育の力、落ちていますね。昔は、悪いことをしていると、多くのおじさん達が注意していました。そんな人、今は、少なくなりました。自分の子どもだけ良ければいいでは、本当のいい教育は、出来ないと思います。競争でなく、共生(調和)を重んじる教育が必要だと思います。又、子どもは親のものではなく、社会のもので、社会皆で育てると言う考え方がまともだと、私自身は思っています。

*写真は、好奇心の塊で、やる気満々の私の孫です。(10歳までにどれだけ真剣に遊んだかで、その後の応用する力が決まると言う専門家もいますが・・・)
 もう一枚の写真は、北海道の札幌で、クラーク博士の胸像と一緒に撮った私です。(まだ、少し、好奇心とやる気があるかな?)