日本の心・さいき

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年 金

 年金を真面目に掛けてきて、年金受給時期になれば、悠々自適な生活が待っていると思って来た人、多かったと思われますが、それが、今はどうでしょうか。
 年金額が、次第に、貧弱になりつつありますが・・・。
 現実は、高齢者の半分が生活保護者となり、月10万円以下での生活者が、高齢者で、7割にも達するとのことですが・・・。
 昔から住んでいる家を手放したり、先祖から持っている山や畑を手放さないと、生活保護制度の恩恵に預かることが出来ません。憲法で保障された生存権がないがしろにされ、生活保護者以下の収入で、約200万人の人が、苦しんでいます。
https://seniorguide.jp/article/1064035.html
 定年になっても、年金をまだもらえなかったり、もらえても、それだけでは生活出来ないとなると、多くの人には、働くしかありません。身体が動く内は、まだ、それも出来るので、いいのでしょうが・・・。
 萩原博子さんが、老後資金に付いて、以下の様に説明していました。
 高齢で介護費用が必要になった場合、ある試算だと、平均独り当たり550万円ほど掛かるとのことです。夫婦二人だと、1100万円ですね。以前は、もっと必要だったのですが、介護保険制度が出来て、介護保険料を払っているので、これで一応は、足りることになります。
 医療費に関しては、高齢者は、それなりに優遇されていて、少なくなっています。それに、高額療養費制度があるので、大きな病気で入院しても、独り100万円、二人だと200万円あれば、足りることになっています(特殊に治療をしたりすれば、別でしょうが)。
 先の介護費用と合わせて、夫婦二人で、1500万円あれば、老後、病気に関しては、一応、安心ということになるのでしょうか。
 老後は、月22万は、必要とのことですが、退職後にもローンがあったり、子どもにまだお金が要ったり、親の介護となると(仕事もそれで充分に出来ないので)、貯金(や退職金)を崩して行きながらの生活にならざるを得ません。
 国の年金の230兆円ほどは、そのままで、若い人からの年金保険料がそのままゴッソリ行く感じで、高齢者の年金が、現在、払われています。今の所は、若い人が多いので何とか出来てますが、若い人が少なくなれば、この先、どうなるのでしょうか・・・?!
 今後は、現役の時から、自分の為に、コツコツと貯めておくことが必要になるかと思いますが、今の状況では、貯めることが難しくなっています。むしろ、切り崩しで、何とかやりくりしているケースが多くなっています。それで、人は、なるべくお金を使わない様にする為に、消費も減って、お金が回りませんね。この状況で、消費税を上げて10%にすると、益々、消費が減るのでは・・・?!
https://www.youtube.com/watch?v=A32b7Tf6dxw
 アベノミクス、上手く行ってないなあ・・・?!