日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

暇つぶしの話(その1)

 何事も、追及していくと、世の中、面白ことが沢山あると思っているのですが・・・。
 今、世界の注目を浴びている北朝鮮の「金正恩」など、正確に発音するには、どうしたらいいのでしょうか、私なりに考えてみました。

1、金正恩
 この発音、キンマサオンでなく、キムジョンウンと日本語では書かれていますが、実際には、どうなんでしょうか?
 まず、金は、kimuではなく、kimです。日本語では、どうしても、mだけを発音する習慣がないので、母音uを入れてしまいますが、母音のuを入れないで発音するには、ムを言う時に、口を閉じてしまえばいいと思います。
 ジョンは、それだけでは、チョンなのですが、続けて言う時は、ジョンと濁ります。ンは、舌先を上に付けなくて、鼻に抜ける感じで、終わります。日本語のンには、ンに、この付けると付けないの区別が表記されないので、とても難しいのですが、ハングルでは、どうしても避けて通れない道です。
 次のウンのンは、先のンと違って、舌先を付けます。ウは、更に難しくて、口角を横に強く引いて、イを言う口の形にしてウと言います。

2、朴槿恵
 パククンヘ(エ)のンとエが連音化して、クネと発音されます。

3、プーチン
 唇を尖らせて、プーと言い、日本語式に、チンと言います。プーティンではありません。アクセントは、プーにあります。ロシア語の場合は、アクセントがあると、長く伸ばします。
 ありがとうを言う時、スパシーバと書いたテキストを時々見ますが、正確には、スパスィーバですね。

4、北方4島
 島々の名前が、アイヌ語から来たのが多いのですが・・・それは、別にして、ロシア語で書いています。

5、習近平
 中国語だと、習の字も、近の字も、日本語と違いますね。
 日本語では、シージンピンとなりますが。
 シーは、そり舌音のshでなく、シーと発音します。で、無気音でジン、有気音でピンと発音し、ジンのンは、舌先が付きますが、ピンのンは、鼻に抜ける感じで、舌先を付けなくて、ンと発音します。

6、最後に、(イスラムの世界で、食べることが許されている食材や料理のことを言う言葉である)ハラールを説明します。
 アラビア語は、右から読みます。初めの字が日本語のハ行ですが(日本語のハ行とは、ちょっと違って、アラブ独特の発音の仕方で、喉の奥からハと吹きかける感じで、無声音で言います。次にLが付いています。次の斜めの字は、(特殊な書き方ですが)アの文字です。最後の字は、RでなくLで、母音は、発音しません。
 
 以上は、私なりの解釈ですが・・・。

 エジプトのピラミッドに命を捧げている感じの吉村作治先生の「人生は大いなる暇つぶし」との言葉、いつも、思い出しています。

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