日本の心・さいき

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インフルエンザに紛れて・・・

 平成27年1月30日(金)、17時過ぎに、9歳の男児が、咽頭痛で母親に連れられて来院。で、36度3分で、咳なし、頭痛なし、しかし、学校側から、インフルエンザの検査をして下さいと言われたとか・・・?!
 で、喉を見ると、溶連菌感染症の喉をしていて、インフルエンザの喉の所見でない。インフルエンザだと、咳があり、熱もあるはず。で、溶連菌感染症も、熱のあることが多いのだが、あまり典型的でない感じの溶連菌感染症も最近多くて・・・。
 で、外来で直ぐに検査をすると、バチッと線が出て、インフルエンザでなく、「溶連菌感染症」でした。
 今月になって、患者さん側が、てっきりインフルエンザではと思って来院して、溶連菌であったケース、数例あり。又、インフルエンザと溶連菌が一緒になった(共に、検査で陽性)ケースもあり!
 インフルエンザ大流行の時期、外来でいろんな事情で、喉を見ずして先に検査することもなきにしもあらずですが・・・→やはり、基本に戻って、問診をしっかりとして、喉をしっかりと診て、検査する必要がありますね。