日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

くだらない話でもなさそうな話(その5、税金)


 日本人の多くは、税金が高いと言って不満を漏らしていますが・・・。
 消費税、来年の4月には5%→8%に、再来年の10月には8%→10%に上げられるとのことですが・・・1%上げると2兆円のお金が国に入ることになります。今、消費税5%で、約10兆円入っているとなると、消費税10%では、何と、約20兆円も入ることになり、北欧3国の様に20%近くになると、40兆円近くも入ることになりますが・・・。
 実際に調べて見ますと・・・→
1位・・・ハンガリー(27%)
2位・・・アイスランド(25.5%)
3位・・・ノルウェースウェーデンデンマーククロアチア(25%)
7位・・・ルーマニア(24%)
8位・・・フィンランドアイルランドポーランドギリシャポルトガル(23%)
 となっています。
 隣の中国では、消費税と似たものに17%の増殖税がありますが、州の力が強いアメリカでは、州により0〜7.25%と、差があります。
 注意するべきことは、日本では、原則的に一律同じ消費税率となりますが、海外の高い消費税率の所では、食料品などの生活必需品については軽減税率が適応されています。それは、アメリカでも、同じです。
 所得税に関しては、日本の場合、所得が1800万円を越えると、40%もの所得税が掛かり、それに、住民税を入れると、50%もの税になります。
 平成24年度の一般会計の国の税収に占める消費税の割合は、何と、25%(!)にもなっていて、もはや避けて通れない基幹税的存在となっています。
 消費税や所得税の高い国では、教育も医療にも無料になっているケースが多いのですが・・・→日本の場合は、どうでしょうか?
 税金の使い方に納得が出来、公平で、会計が明瞭であれば、消費税や所得税が高くてもいいと言う人も少なからずいる訳で・・・それで、子どもの教育や医療や老後が心配ないとすれば・・・お金を貯める必要もなくなり・・・お金がどんどん循環して、いい社会になれそうなのですが・・・まずは、政治家や政府が信頼に値する言動をとることから始めることが大切ではないでしょうか・・・?!
 今、日本では、お金を稼いでない人が6000万人もいて、仕事をしている人でも、その3分の1が、200万以下になっていますが・・・?!!
 先代がどんなに稼いだお金でも、その一代で使い切るのが新しい生き方かも知れませんね。ユダヤ人の様に、子どもの教育にはお金を掛けるが、相続はしないとの考え方がいいのかも知れません。ヨーロッパでは、子どもに残さずに、最後は寄付をする道を取る人も少なからずいる様ですが・・・?!
 残ったお金で骨肉の争いをしているケースも、現にありますから・・・?!
 遺言書を書かないともめる家族なんて、情けないと言った人がいましたが・・・そうですね、贈与税にしても1000万円を越えると半分、相続税にしても3億円を越えると半分が税金ですから・・・多額の税金を納めてそれなりに社会に確かに貢献していますが、世間は、そうは見ないケースが多いですね・・・そうなんです、日本は累進課税になっていて、法外な多額の相続は出来ないことになっているのです。お金を残さず、いい生き方を残すのがいいと思うのですが・・・(←お世話になった家内の分は、残しておこうと思っているのですが、家内に先に絶たれると、どうしようかなあ・・・→その時には、寄付をして終わりにしようかなあ・・・?! )。
http://atbb.athome.jp/tool/fd-tax/h22_07zouyo.pdf
http://decemberbandcamp.bandcamp.com/(Credo by December、上の内容とは全く関係ありません。時々、聴いていますが・・・)