日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

私の提案(その5)・・・


 オーストラリア戦で、引き分けに終わったサッカーの試合後に、渋谷に集まった若者を、20代の若いお巡りさんが、マイクで上手に誘導して、事なきを得たことがマスコミで大きく取り上げられていましたが・・・そうですね、他人を説得すると言うのは、非常に難しいことですが・・・このお巡りさんの様に、相手の気持ちを理解し、ユーモアたっぷりに、愛情を込めて、注意出来れば、ホントにいいですね。
 昔、中学生や高校生の時に、「君達の為に言っているんだよ・・・」って感じで教師が(何かを持って)注意している姿をよく目にしていましたが・・・そんな注意を無視して、又、同じ事をするのは、やはり、納得していないのか、指導する側をよく思っていないこともあるのではないでしょうか・・・?!
 人間、体験しないと、身に付きません。親が一生懸命になっても、学校が一生懸命になっても、その時はそれはそれで成果が出る様ですが、ホントの力となると、親も学校も、出来ず、自分で、やる気を持って、体ごと体験して身に付けるしかないと私は思っていますが・・・?!
 親は学校は、そんな場(チャンス)を与えるだけで、後は、その子がどうそれを受け取って、それをどう生かし切れるかだと思います。皆、独り独り個性があり、興味のある事やしたい事やなりたい事が違うのが当たり前で、遅咲きや早咲きの子もいる訳で、それを無視して、全てを一色単にするのは、良くないと思っていますが(←国は、教育にもっとお金を掛けるべきです!)・・・。
 親は、学校は、どうしたらいいのか、ホントの所は、分からないと思っています。成長期の子どもの身長にしても、ずっと少しずつ伸びている訳ではなく、1カ月殆ど伸びない子がいたり、数日でグッと伸びる子がいたりする訳で、成長が止まっている様に見えても、その時に、しっかりと充電しているのかも知れませんね・・・?!
 私の長男、勉強大嫌いの子どもで、高校もやっと卒業できたレベルでした(その後、専門学校に行きましたが・・・)。
 私の口から「勉強しろ」と強く言ったことはなく、将来は、男の子は、「体」と「精神」が大切、それには、「空手」と「茶道」だと私なりに考え、小学校3年生の時から中学初めの時まで、土曜の午後、院長室(炉を切っていましたが)で茶箱や濃茶まで私がしっかりと教え、時々お茶会でお点前もさせ、又、極真空手道場に通わせました。
 息子は、身長185cm前後あり、喧嘩で負けたことがないとのことでしたが・・・ある時、息子から言われました・・・「お父さん、喧嘩しても、僕に関しては心配しなくていいよ、その後、その人とは、必ず仲良しになっているから・・・よく、痩せているけど、強いなあと言われる・・・」と。
 昨年、突如、「お父さん、ロンドンの語学学校に行きたい。今から、英会話出来ないと(自分に合ういい)仕事ないから・・・」と言われました。
 で、昨年の9月からロンドンの語学学校に通い(英語の基礎が出来てなかったので、当初、かなり難儀していたみたいですが・・・)、月3万前後(今は、4万近く?)の部屋に住み、その間、北欧やヨーロッパやアフリカなどを旅行し、今年の〇月には、1カ月掛けて、列車を乗り継いで日本に帰るみたいですが・・・?!
 アイスランドがとても良かったみたいだし、スペインでは、1日10ユーロの所に泊っていたみたいだし(←普通の値段のホテルには、殆ど泊っていないみたいですが?!)、モロッコでは、「日本人目当ての商売人が多過ぎたけど、そういうの追い払ったり、値段交渉するのも含めて楽しかった。ご飯もすごく美味しかった。サハラ砂漠のテント2泊、深夜バス2泊、フェズのホテル1泊だったよ。」何て言ってるけど・・・。
 息子は、(親バカですが)いい生き方をしていると思っています。未知の体験こそ、それも、若ければ若い程、自分への貴重な投資・財産だと思っています。(←私も、まだ、体力のある70歳前までに、昨年1カ月パリのアパートで過ごした様に、又、ヨーロッパにしばらく滞在したいと思っていますが・・・!)