日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

親 業・・・

 世の中で、絶対的な愛は、母親が子どもを愛する愛と思っているのですが・・・生まれて退院する時に、母親の前で診察してるのですが→どの母親も、ニコニコしていますね・・・(不眠不休で母乳をあげて、あまり寝てないはずなのですが)これ以上の幸せはないって感じですね・・・?!
 1カ月健診でも、母親、ニコニコ顔、3カ月健診でもニコニコ顔、沢山子どもに打つ予防接種の時でもニコニコ顔、1歳半健診、3歳児健診でもニコニコ顔は続いているのですが・・・→
 子どもが更に増え、一番下の子どもが3歳を過ぎる頃になると、ちょっと目尻が上がってくる感じで、次第に笑顔が以前よりも少なくなってきます。思春期でもなると、医療側にとっては、親に対しても子どもに対しても、その対応が難しくなってきます・・・?!
 今朝の番組で、子どもが既に亡くなっているのに、長いこと不正受給していた親のことが取り上げられていましたが・・・今は、いろんな親御さんがいますから・・・?!
 子どもは親を選べません(←学校の生徒も教師を選べませんが・・・)。医療の場合は、患者さん側は、ある程度まで、自由に医療機関を選べますね。民間療法も利用出来ます。そう考えると、医療機関、厳しいですね。(今は、公立の医療機関も、採算が極端に合わなくなると、縮小や統合や廃院となる時代になっていますが・・・)
 親が子どもに接する場合、その多くは、見返りを求めないですね。正に「無償の愛」ですね。「親がするべき仕事」と考えて、「親業おやぎょう」との考え方がありますが・・・これが世の中の基本で、これが崩れると、世の中、ガタガタとなってしまいそうな気がしますが・・・?!
 しかし、自分のことを考えても、初めから立派な親になれるはずはなく、子どもの成長を通じて、親が次第に成長して行きますね・・・時々、反面教師って感じの例もある様ですが・・・(←親がだらしないのに、子どもが几帳面だったり・・・)。
 ある専門家が親が子どもに、次の様なことは言うべきでないと言われていましたが・・・
1、「貴方の為に言っているのよ・・・」(←子どもの為なら、子どもの生き方を認めて欲しいと子どもは思うのでは?)
2、「親の気持ち、分かってるの?」(←子どもにとっては、子どもの気持ち、分かってないと思われるのでは?)
3、「貴方にどれだけお金をかけてきたと思ってるの?」(←こんな言い方されたら、ホント、子ども可哀想です!)
4、「貴方に出来る訳ないでしょ!」(←頭越しに否定しては、伸びる子どもも伸びませんね!)
 子どもが大きくなって行く時、親がするべきことは、子どもの生き方を認め、「自立」出来る様に援助して行くことだと思います。
 動物は、子離れして親離れが起きるみたいですが、ヒトの場合は、この少子化の時代、子離れや親離れがお互いに出来ないケースが多い様に思われますが・・・?!