日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

医師の裏側(その6)・・・


 ある開業の先生が診察時に咳をしていると、馴染みの患者さんから、「先生も風邪引くんですね・・・」と言われたそうな。その時、その医師は、「当たり前です、坊さんも死ぬでしょ・・・」と言ったそうな・・・?!
 医師だから、病気の事なら何でも分かるだろうと思われる傾向にある様ですが・・・実際は、医師にしても、分からない事の方が多いと思います・・・治療や予後となれば、尚更ですね・・・。
 長寿社会になって、日本人の半分ほどがガン疾患と関わっていますが・・・完全治癒を目指して手術をしたり、いいお薬を使ったとしても、又、再発していることもあります。そんな時、やはり、今までの自分の生活を振り返って見て・・・→ストレスが過剰になっていなかったか(自覚してない無意識なストレスのこともありますが・・・)、よく眠れていたか、適度な運動はしていたか、食生活は良かったかなども、しっかりとチェックしてみる必要があると思います・・・!!
 ガンに限らず、高血圧や糖尿病や高脂血症などの生活習慣病では、当たり前ですが、普段の生活習慣をしっかりと見直すことがとても大切ですね。しかし、外来で多くの患者さんを診察している医師が、それらを詳しく一つずつチェックする何て、出来ませんね・・・病気になった場合、治療薬と同時に、いや、それ以上に、今までの生活習慣を見直して見ると言うことがとても大切なのに・・・。
 昔、コレステロール値を気にしていた人が多かった様に記憶していますが(測定方法は同じなのに、正常値が変わっていますが・・・!)・・・→コレステロールは、細胞膜の一部になったり、ビタミンDになったり、大切なホルモン(性ホルモンや副腎皮質ホルモンなど)になったりと、役割が沢山あり、それにコレステロールは腸肝循環をしていて、コレステロールの量が多過ぎると体が判断すると、腸からの再吸収が少なくなって、便からより沢山排出される仕組みになっている訳ですので・・・さほど高くなければ、その値にあまり一喜一憂する必要はないのではと思っているのですが・・・?!(←コレステロールを下げる薬を服用すると、副作用もあるし・・・)
 煙草と肺ガンの関係、アチコチで声高に言われていますが、フランスでは、喫煙率が他の国と比較しても非常に高いのに、何故か、肺ガン患者さんが少ないのですが・・・(←サラダなどで野菜を沢山摂って、アフター5に、カフェで延々と楽しく会話をしているからかなあ・・・?!)。高齢のヘビースモーカーに対して、周りが終始、禁煙する様に強く言ってばかりだと、むしろ、そちらの方が煙草すること以上にストレスで悪い結果を招くとか・・・?!
 日本人の多くが悩んでいる高血圧にしても、本態性高血圧症が殆どで、家で測ると低いのに、病院で、それも、医師が測ると一番高い何てデータも(しっかり)あって・・・家庭内での血圧値が一番意味があると言う医師が多くなっている感じですが・・・。(←今は、便利な簡易血圧測定器があるので、それで、時々家で測るといいですね!)
 どんどん高度医療となり、医療機関のお世話にならざるを得ないケースも多くなるとは思いますが、やはり、医療機関に頼る切る姿勢から、まず、自分の体は自分で守る姿勢から出発した上で、上手に医療機関を利用し、普段から自分なりに健康維持に気を付け、病気になったら、素直に今までの生活習慣を見直して、改善する努力を怠らない事が大切だと思います。

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