日本の心・さいき

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小児科外来での出来事(その16)

 私の場合は・・・
その1、兄弟で来院した場合ですが、下の子だけ診察で、付き添いの上の子、少し、不満そうに(時に、寂しそうに)見えますが・・・→帰る時、「兄ちゃん、バイバイ!」とか、「姉ちゃん、バイバイ!」とか言って、上の子の存在感を高めています。

その2、カルテで、住所や保険の種類などを見ています。遠方だと、意識的に、ちょっと多めに、医療従事者の場合は、それなりに、専門的に説をしています。
 私の経験では、親御さんが農業をされている方・・・先生にお任せしますって感じで言われて、いい感じです。農業の場合、直ぐに育ちませんからね。時間が掛かるので、性格も穏やかになっているのかな?
 漁業をされている方・・・遠くに行かれる方の場合、少し荒い感じですが、性格、さっぱりしていますね。治らないと、ちょっと言われることもありますが、治ると、派手に感謝される感じがしています。
 商売されている方・・・常に、笑顔で接してくれます。正面切ってぶつかることは、まず、ないのですが、不安になると、他の医療機関を受診しているが多い様な感じがします。
 公務員の方・・・要求を強く言ってくる場合が多い感じがします。私としては、はっきりと言ってもらえるのでいいのですが、時に、ちょっと無理なことも言われます。
 以上は、あくまでも、私の主観です。

その3、早朝に(平日は、8時40分に)、いつも、新生児の診察をしています。外来診察後で、感染症の子と沢山診た後よりも、その前の方が、感染症防止の意味で、いいと思っているので。午後は、しばしば、ガウンを着て、診ています。

その4、午後の予防接種と健診の時間が、月曜日から金曜日の13:30〜15:00となっていても、その時間にどうしても来れないとの理由で、その後になったり、土曜になったり、時に、午前中になったりすることもあります。感染症の危険性を説明してはいますが。医療って、正に、サービス業ですね。特に、小児科では。(こちらのペースにも、も少し、気を使って欲しいなあと思うこと、ありますが・・・)

その5、診察後に、診察した子どもや付き添いの子とタッチをして別れることがあります。子どもの方から求めることもあり、それだと、し易いのですが。診察途中で、「おじちゃん、止めて。」と子どもから言われ、母親が慌てて、「おじちゃんでなく、先生よ!すみません・・・」何て、母親から言われることもありますが。病院を遊び場感覚に思っているケースもあります(院内の待合室に、滑り台あり)。

その6、診察中に、唾が飛んできたり、バッと嘔吐して、白衣が汚れること、時にあります。そんな時、プロの小児科医、決して怒る顔はせずに、「大丈夫大丈夫」と言って、対応しています。