日本の心・さいき

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老舗になるには、・・・?!

 「創業は易く、守成は難し」と言う言葉がある。創業して10年続けられる人は2割、20年続けられる人は1割、更に30年以上も続けられる人はわずか5%、とある企業家が言っている。
 100年も200年も続いている、そう、江戸時代から・・・→そんな感じの所は、「老舗」と言われている。
 「老舗」までは行かなくても、それに近い感じになるのは、どうしたらいいのだろうか?
 小さな会社だったキャノンや京セラは、今や、世界の企業になっている。そこでは、学歴を問わない、実績を評価する、職員を大切にしている、・・・いろいろそれなりの理由があるが。
 有名大学を出て、それを武器に、いい会社に就職しようとしても、それを就職しようとしている会社から見抜かれてしまうケースが多いとのこと。(この不景気の時代、今や)企業では、「何をやりたいのか、何をやってくれるのか、・・・」そんなことを問題にして採用している。
 「企業は人なり!」と以前から言われているけど、正に、そうだと思う。
 東洋哲学者でかつ教育学者であった故・森信三先生は、生活の3つの基本力を身につけることの大切さを説いておられる(先生は、これを人生再建の三大原理と言われる)。
1、「時を守る!」・・・自分の人生設計を決め、それなりに努力する。早起きをすること、人との約束をを守ることなども含む。
2、「場を清める!」・・・整理・整頓・清掃・清潔。机の上は、きれいに。ゴミが落ちていたら、直ぐに拾って捨てる。トイレに行ったら、出る時に、きれいにして出る。
3、「礼を正す!」・・・誰隔てなく挨拶できること。だらしのない服装では、気も緩みますし、他人に不快感を与えかねません。
 ある公認会計士が言っていましたが、・・・請け負うかどうかは、一番上と一番下を見れば、後はその間になるから、だいたい分かる。それは、「社長」と「トイレ」。社長が(頭が低くて)立派で、トイレが(隅々まで、きれいに)清掃されていれば、まず、合格、・・・?!!