日本の心・さいき

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ストレス解消法

 昨日の夜、民放のテレビで、脳についての興味深い話がその関係者からあった。
 ストレスには、3つの種類があって、それは、1、身体的な苦痛によるストレス、2、快楽が得られないことによるストレス、3、認められないことによるストレスとのこと。
 で、ストレスを初めからない様にすることは不可能。しかし、それを上手く解消する方法は、ちゃんとある。
 その解消法には、2つあって、1つは、セロトニンの分泌を促すこと。ストレスがあると、交感神経が優位に働き、いろんな体の変調が起きるが、その時、セロトニンが分泌されることでそれを回避できる。
 そのセロトニン必須アミノ酸の一つであるトリプトファンから出来、アミンなる物質である)を出すには、次の3つがある。1、朝太陽の光を浴びること、2、リズム運動をすること、3、タッピングタッチをすること(人と関わること、出来れば、人に触れること)。 
 もう一つは、感動の涙を出すこと。それにより、脳の血流が多くなり、交感神経の緊張が取れて、脈拍数が少なくなるとのこと。
 ムーッ、自分の場合は、早起きだし、いつも太鼓のリズム打ちを(バチを持って、太股の上で)殆ど毎日してるし、外来では、子どもの脈(両手首)を取って診ているなあ。自然と身に付いたストレス解消法をしていたんだなあ(と、自分がしていることに感心?!)。(患者さんから、自分のストレスを取ってもらっていたんだなあ!)
 感動の涙、そうだなあ、近頃、テレビを見て涙ぐむことが多くなっているかな。ちょっと前にあったテレビの「ドラえもん」の内容、→地球と違う別の天体で(地球上では、あまり評価がない主人公の二人が)、そこの惑星の人達を救う為に大活躍している姿があって、これって、必殺仕掛人みたいだと思って、いたく感動したけど。やはり、老後の生き方としての「カキクケコ」の「感動」「緊張」「くつろぎ」「継続」「好奇心」は、間違いないかな?!
 建築家の安藤忠雄氏が言われていたのを思い出した、・・・「人間が部屋の中で四季を感じることなく、365日、24時間、エアコンの聞いた中で過ごすことは、不自然です。やはり、夏は暑さで汗を流し、冬は寒くて、それを肌で感じるべきです。私が設計したのに、ちょっとの距離ですが、家の中で、いったん外の空気に触れ、雨が降れば傘をさして別の棟に行く様にしています。」と。
 さて、今日も(休日)、患者さんを診て、ストレスを取ってもらおうっと。