日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

無くなって分かる存在感!

 3月19日(金)15:20、やっと、歯の治療が終わった。診察台に寝て、型を取ったものを被せる時に、又又、外来のナースが来て、「小児科のベッド、1つ借りてもいいですか?」と聞いてきた。1週間前と違って、今度は、「どうぞ!」と言えた。
 上左6番目の歯がない状態で、とても不都合だったなあ。
 食べ物が左で噛めないので、何か、味がちゃんと把握出来なかった感じ。硬いものを食べる時に、難儀した(右も、そんなに丈夫でないので)。左の側頭部が時々ピリピリとしていた。それに何か物足りなくて、浮いた感じで、集中力も欠けていた。
 この日の夕方早めに(病院の6階の食堂で)摂った夕食、いつもと違った感じで、特別な味がしたかな。それに、目の前の樋島の山桜が、格別綺麗に見えた感じがしたかな。
 歯がちゃんとある時は、その歯の有難さがよく分からなかった。たった1本で、これだけ難儀するのだ(前歯の時は、そうでもなかったが)。
 無くなって、客観的に見れて、やっとその存在価値が分かるってこと、あるなあ。特に、人の場合はそんな感じだ。
 医局も、今年は、2人のドクターが欠ける。補充なし。当直回数も、それなりに、大変そうだ。
 (自分が病院の前のアパートで宿泊している時は、いつも、17:00と19:30に集めて診ている。土・日・祝は、それに10:00〜も。子どもしか診ていないが、とても日直・当直の先生にとっては、とても助かるみたいだ。)
 自分が長期不在の時は、病院は、平日の時間内でも、小児科医1人になるので、それなりに長期だと大変だったみたいだ。しかし、自分がここで長く続けられる為には、退職して、アルバイト医として、こんな感じで働くしかないと思って、そうしたのだ。
 今、5月連休明けにトルコに行くのに、鼻髭を生やしている。ちょっと伸びたかな。
 楽しく小児救急を出来ていることに対して、多くの人に、感謝感謝の毎日です。