日本の心・さいき

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へき地医療・・・

 8年前の9月6日に、「へき地医療」と題して、記載した内容です。

 8月は、いろんな所から、私の勤務する病院(へき地医療拠点病院)に研修に来ている。
 8月1日から5日間、自治医大の5年生(女性)が研修に来ていた。短い期間だったが、隣の島への往診にも付いて行ったりして、とても勉強になった様だ。(私が10年間の過去問題を分析した「医師国家試験小児科の手引き」なる小雑誌と私の著書「為になるかも知れない本(上・中)」2冊(非売品)をあげたら、とても喜んでくれた・・・)
 土曜も日曜も仕事しているが、大したことない(19床を持って開業していた時を思うと、その忙しさは、雲泥の差!)。だが、日曜日の日直&当直の先生(内科医)、救急車が来たり、救急艇が来たりして、忙しそうだった(で、もちろん、今日も、その先生、朝から忙しく外来診療しているが・・・医師には、労働基準法何て、どこにあるのって感じ。何でも、医師には、代休なんて概念はなく、当直のナガーイ時間帯は、労働時間内に入っていない様ですが・・・?!)
 今週は、火・水・金と3日間も、「発生学」の講義を1年生にする。火の13:30から、隣の老人施設で「夏祭り」があるとのことで、オープニングでの演奏を頼まれた。
 土曜は、溶連菌の子どもがいた(ストレップAの検査で陽性)。昨日は、アデノウイルスの子もいた。暑さで免疫力が低下しているみたいで、こんな子どもがまだ続きそうだなあ。

http://www.youtube.com/watch?v=syxu-rynbOw(←ハーモニカでふるさと)

*8年後の今、この内容を見ても、同じ気持ちです。上天草総合病院を去っても思うことは・・・→へき地医療の現状を理解する為には、実際に、そこで医療をしてみないと、理解できないと言うことです。私の場合は、へき地医療拠点病院(熊本県には、3カ所ありますが)に11年半いたので、少なからず、理解していると思ってはいますが、小児科以外の他の科のこととなると、まだ、よく理解できていません。病院に小児科の医師が独りだと、熊本市内の日赤などの遠い所に搬送する時に、難儀することがあり、それに、患者さんと一緒に(天草地域医療センターまで)救急車に乗って(グニャグニャ道を)山越えするのは、年齢的に、きつかったです。