日本の心・さいき

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新型インフルエンザ・・・

 新型インフルエンザが大流行しそうな雰囲気だ。H5N1のトリ型インフルエンザ、かなり前から騒いでいるが、死亡率が高い→ウイルスも増殖できないって感じになって、それにトリとヒトでは、どうもハードルが高くて、ヒトの体に入っていけない感じになっているのかな?
 今回、トリ型とは別に、新型が流行して、発生源も、メキシコでの死因の原因がまだはっきりしてないない状態で、不安がどんどん世界中に増幅している感じだ。今の所、あまり強烈でない感じだ。もちろん、この先、どうなるのか分からないが。かってのスペイン風邪の様に、下火に一端なって、その後再び流行した時に、強烈な致死率の高いウイルスに変異していたこともあるし。
 今までは、スペイン風邪が毎年流行していても、アジア風邪なる新型が流行すると、嘘の様にスペイン風邪が消失してしまった。アジア風邪がしばらく毎年猛威を振るい、それに香港風邪が流行すると、これも不思議な様に、パタッとアジア風邪が消えてしまった。しかし、何故か今、ソ連型と香港型のA型が共存しているけど。今度新型が流行すれば、B型は別にして、A型は、それだけになるのかな?
 ソ連型は、タミフル耐性が殆ど出来ていると言って騒いでいたけど、同じH1N1型、どんどんタミフル使用すれば、又、耐性になる可能性ありかな。リレンザタミフルも、化学構造式が似ているので、その内、リレンザも耐性にならなければいいけど。
 空港で水際作戦って感じでチェックしているけど、潜伏期は当然、チェック出来ないだけでなく、不顕性感染と言って、本人は症状でなくても、他人に伝染させることもある訳で、近い内に日本で感染者が出ても不思議ではないかな。今から日本では、湿度が高くなって暑くなるので、この2〜3カ月は、冬が好きなインフルエンザウイルスも増殖しにくいとは思うけど。
 SARSの時に、西洋医学が無力で、その時、中国で漢方薬で終息した感じになったが、ウイルスに関しては、免疫力を普段から強くしておき、罹患したら葛根湯→柴胡桂枝湯などの利用もいいんじゃないかなあ。
 経験的に、小さな子どもに抗生物質を初めに使うと、後で、副鼻腔炎や中耳炎になっているケースを沢山診てきている。強い抗生剤であればあるほど、免疫力が低下するみたいだ。熱冷ましや咳止めや鼻水止めも、自然治癒力を低下させて、かえって長引かせる感じがしているけど。インフルエンザなどの強いウイルスの場合(水痘やロタウイルスでもそうだけど)、後で、免疫力が低下しているので、それなりに安静や食事(や漢方薬)、大事と思いますけど。