日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

御所浦・・・

 4月27日(月)の朝、御所浦なる島に(家内は、旅の疲れで、家で充電したいと言うので、今回は、1人で)行った。これで御所浦へは、3度目(いずれも、2泊)。
 近いし、安いし(2泊3日で、朝食と夕食が立派に付いて、14000円でお釣りが来た!)、それなりに楽しめた。 定期船で30分程で着いた。着いて、直ぐにレンタルの自転車を借りた。自転車でアチコチ行くのだ。宿泊場所までも、自転車で行く。
 あいにく、初日は、雨がパラパラで少し寒い。翌日は、昨日の天気が嘘の様に、サイクリングには最適な感じの日。で、御所浦島を、9時に出発して、まず、北回りに回った。1周することが出来なくて、行ける所まで行った。これが結構遠い。途中で、1億年前の(正確には、9800万年前の)地層を見て感激する。行く途中で、1人で漁師をしている人を見て、自分のかっての姿とダブって見えた。
 再び出発点に戻って、「白亜紀資料館」に行き(ここも3度目)、係りの人から丁寧に(初めて)説明してもらった。よく分かったが、故宮博物館ほどでなくてもいいけど、もっと格好を付けて展示したら、全世界から来るのになあって感じにもなったが。
 昼食を「しおさい館」で摂って、再び今度は、南周りに出発。これが又、思った以上に遠くて疲れた。前半が長い坂道で、バテ気味。仕方なく自転車を押しての進行。で、それからが遠い。途中で、もう戻ろうかと何度も思ったが、せっかくここまで来たんだからと自分に言い聞かせて、突き進んだ。で、やっと行ける所までたどり着いた。
 これって、新生児を深夜していて、何度も、「いつまでこんなことを続けているんだ!」って感じで自問自答していた時と同じ感じだったかな。1人で8年半間、(大分県南で)新生児・未熟児医療をするなんて、今考えると、無茶なことをしてきたものだ。
 帰る時、足が少しガタガタだったが、何か達成感を味わった。そして、何故か、涙が出そうになった。歳を取ったからかなあ。今まで見えなかったモノが、近頃見えて来ている気がするなあ。
 帰る時、宿の人に、又、来ますと言って帰った。この宿、前の時も同じだったが、着いても人が誰もいなくて、鍵が置いてあって、黒板に伝言されているだけ。しかし、何故か、こんな宿が、自分にとっては、気をあまり使わなくていいのだ。
 リフレッシュできたぞ!