日本の心・さいき

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ある小児科医の独り言(その34)

 今日の18時過ぎより1時間程、「救急蘇生訓練」が消防署の元で行われた(職員全員参加)。昨年も参加したが。今日は、9名で、4名と5名に別れて全員が訓練をした。
 初めに講義があった。30回心臓マッサージをして、2回空気を入れる。あまり沢山空気を入れると、心臓を圧迫するので、、加減して入れる。mouth to mouthだと、感染の恐れがあるので、必ずしもしないといけない訳ではない。1人が5クールしたら、別の人に変わる(力の入れ具合が次第に変わってくるので)。この救急蘇生の方法、2010年には、又、新しく少し変わると思いますが・・・(との説明あり)。
 少し分かりにくい感じで講習を受けたが、いっそのこと、「モシモシカメヨ」の速度を覚えされ、それのみで心臓マッサージを(胸が3分の1程下がる感じで)すれば、それなりに空気も入り、過剰に空気を入れることもないのでいいのではと、消防署の人に言うと、「先々そうなるかも知れませんね、それでいいと言う人もいます・・・」何て言っていたが。
 つい数日前、昼食中に、ドクターコールがあって、直ぐに(同じ階だったので)行くと、ドクターがまだ一人しかいなくて、その人と変わって、自分が心臓マッサージをした(心肺停止だったが)。で、その後、内科の先生が挿管して、ICUに収容した(その後、その男性のご老人、心臓は無事に動き出したが、呼吸がまだ浅い状態のまま、ICU室にいるが)。
 蘇生って、無意識的に直ぐに誰でも、最低限のことは出来ることが大切だなあ。急ぐ時は、間に合わないから。